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つわりはいつからいつまで?症状、原因、対策まとめ

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つわりとは、妊娠初期に女性の50~80%が経験するといわれる吐き気や嘔吐などの症状のことです。つらいつわりの症状はいつまで続くのか気になりますよね。また、つわりがこない・軽い・後期になってもつわりがある場合など、不安になってしまうことがあると思います。今回はこれらの問いに加えて、軽減法や注意点も合わせてご紹介します。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038019409
目次 つわりはいつからいつまで?ピークは?
妊娠後期にもつわりがある?
つわりがない(軽い)場合は赤ちゃんに悪影響?
つわりの症状
つわりの原因は?
早く病院へ行った方が良い場合
つわりの注意点
つわりの軽減法―普段からできる対策・予防法
つわりの軽減法―いざ辛くなったときにできる対処法
まとめ
参考書籍

つわりはいつからいつまで?ピークは?

つわりの時期

つわりの時期には個人差がありますが、多くの人は妊娠5~7週頃(妊娠2ヶ月)に始まり、妊娠12~16週頃(妊娠3~4ヶ月)まで続きます。早い人だと妊娠4週で始まることもあります。妊娠週数は、最後の月経日を0週0日として数えるため、妊娠4週はちょうど通常生理予定日前後にあたります。

つまり、最も早い場合、次の生理予定日もしくはその数日前につわりの症状が現れます。逆に、それ以上早い場合はつわりではなく他の症状であると考えられます。

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つわりのピーク

多くの妊婦さんは、つわりのピークを8~11週頃(妊娠2~3ヶ月)に迎えます。吐き気、頭痛・めまい、嘔吐など、症状の種類や程度には個人差があります。

特に食欲低下は多くの方が経験しますが、妊娠初期はあまり食べられなくても赤ちゃんには栄養が届いてるため、無理に食べる必要はありません。また、この時期はまだ胎盤ができあがっていないため、無理をすることで流産になってしまう可能性もあります。とりわけ胎盤が完成する妊娠4ヶ月頃までは、できるだけ安静にするようにしましょう。

妊娠後期にもつわりがある?

つわりは一般的に12~16週頃(妊娠3~4ヶ月)までに落ち着くといわれていますが、中には妊娠後期や出産直前まで続いたケースもあります。また、今まではつわりの症状がなかったのに後期になって現れたり、一度落ち着いたのにもう一度ぶり返してくることもあるようです。

妊娠後期のつわりの原因は、赤ちゃんが大きくなることで内臓が圧迫されることによると考えられています。妊娠後期のつわりの症状には、以下のようなものがあります。

●げっぷ
●胃のむかつき
●胃もたれ
●胃痛
●吐き気
●胸やけ

多くの場合は、臨月に近づき、赤ちゃんが下に降りてくるにつれて症状が緩和していきます

つわりがない(軽い)場合は赤ちゃんに悪影響?

つわりは妊婦さんの80%が経験するといわれていますが、逆にいえば20%の方々は経験しません。「つわりがあるのは赤ちゃんが元気な証拠だ」といわれることもありますが、つわりの有無や症状の重さが直接的に赤ちゃんの健康に影響するということはありません

むしろ、赤ちゃんの健康に作用するのは、妊婦さんの体質や生活環境、精神状態であると考えられています。そのため、つわりの有無や症状の重さにかかわらず、できるだけ無理はせず安心して過ごせるような生活環境を整えることが大切です。つわりがこない原因ははっきりとわかっていませんが、参考までに以下のような人に傾向があるといわれています。

●運動やスポーツで身体を鍛えていた
●精神的にタフ、もしくは良い意味で「鈍感」である
●冷え性ではない
●胃腸が強い
●妊娠前に酒・タバコを好んでいた
●母親もつわりがない(軽い)人だった
●仕事や趣味に没頭している

つわりの症状

では、つわりにはどのような症状があるのでしょうか。一般的には以下のような症状があります。

吐き気や嘔吐

いわゆる「吐きづわり」と呼ばれる、つわりの代表的な症状です。常につきまとう吐き気や、一日に何度も吐いてしまうなどの特徴があります。空腹時に吐き気や胃のムカムカをもよおす「食べつわり」や、においに敏感に反応して気持ち悪くなる「においづわり」などを一緒に発症することもあります。

食欲の低下

今まで食べていた量が食べられなくなったり、ひどい場合は水が飲めなかったりするケースもあります。妊娠初期であれば無理に食べなくても赤ちゃんに栄養が届いているため、食べられるものを食べられる分だけ食べれば大丈夫です。ただし、妊娠中期以降になっても食欲がない場合は一度受診しましょう

食べ物の好みの変化

今まで好きだったものが食べられなくなったり、逆に嫌いだったものを積極的に食べるようになったりといった食べ物の好みに変化が起こります。つわりの症状は生理前症状と見分けづらいといわれることもありますが、食べ物の嗜好の変化はつわり特有の症状であるといえます。この症状がみられた場合は、妊娠の可能性を考えてみましょう、

いつも眠い・だるい

「眠りづわり」と呼ばれる症状で、眠い状態や頭痛・めまいなどが続きます。これらは、妊娠中に分泌されるホルモンの影響であると考えられています。可能な限り、眠いときは我慢せずに寝るようにしましょう。また、職場の上司や同僚に伝えたうえで、昼寝の時間を確保するなどの工夫をしてみましょう。

体重の減少

食事ができなくなったり、嘔吐を繰り返すことで体重が減少します。多少の体重の減少は問題はありませんが、週に2~3kgのペースで減少する場合は「妊娠悪阻(にんしんおそ)」(後述)の可能性があるため、必ず病院に行ってください

便秘・下痢

食欲低下や食の偏りに伴って、便秘や下痢などの症状が現れることがあります。食習慣や生活習慣を工夫することでこれらを改善することができるケースもあります(具体的な対処法は後述)。症状がひどい場合は、産婦人科に相談してみてください。

げっぷ

胃腸機能の低下に伴って食べ物の消化不良が続き、げっぷの回数が増えることがあります。また、吐き気を我慢するために唾と一緒に空気を飲みこむ回数が増えることも原因であると考えられています。

つわりの原因は?

つわりの原因は、はっきりとわかっていませんが、妊娠すると胎盤から「hCG(ヒト絨毛性ゴナドドロピン)」というホルモンが大量に分泌され、脳の嘔吐中枢を刺激するという説があります。また、母体が赤ちゃんを異物をみなしてアレルギー反応を起こしているという説もあります。

早く病院へ行った方が良い場合

つわりは自然なことですが、放っておくと母体や赤ちゃんに危険を及ぼす症状もあります。以下のような場合は、ただちに病院へ行ってください。

つわりの症状がひどい場合

以下のような症状が出た場合は、「妊娠悪阻(にんしんおそ)」と呼ばれ、母体、赤ちゃんともに危険な状態です。ただちに病院で受診するようにしてください

●1日に何十回も吐く。
●尿の量が急激に少なくなる。
●フラフラして日常生活が送れない。
●食べ物も水も受け付けない
●体重減少(目安は週に2~3kgの減少)
●尿にケトン体が出る(脱水症、低栄養の状態で出る)

妊娠悪阻と診断されたら、入院による安静と休養を指示されるケースもあります。

つわりが急になくなった場合

妊娠初期に、今までひどかったつわりが急に止んだという場合、稽留(けいりゅう)流産の可能性があるかもしれません。そもそもつわりの有無と流産には直接的な因果関係がなく、単純につわりが終わったということも考えられます。ただし、出血や腹部の痛みを伴うようであれば、一度病院で検査を受けてみましょう。

つわりの注意点

以上のような事態を避けるために、以下のポイントは特に注意してください。

水分補給は忘れずに

食事が喉を通らない場合は無理して食べる必要はありませんが、水分補給をしないと母体、赤ちゃんともに危険な状態に陥ってしまいます。水が飲めない場合は、氷や炭酸飲料、アイスなどで水分補給してみましょう。 何も飲めない状態が続く場合は「妊娠悪阻」の可能性があるため、必ず受診してください

職場に状況を説明する

つわりがつらい時期には、自分から状況を説明し、時差通勤やこまめな休憩などの対策をとりましょう。つわりの症状は人それぞれですので、他の人が我慢できるからといって、無理するのはからだに良くありません。

つわりの軽減法―普段からできる対策・予防法

つらい症状が続くつわりですが、普段の日常生活でできる対策・予防法をいくつかご紹介していきます。

食事編

ここでは、つわりを軽減する食材・成分や、食べ方についてご紹介します。

●ビタミンB6を摂取する
・つわり軽減に効果的なビタミンB6を多く含む食材(にんにく、まぐろ、牛肉や鶏肉のレバー、バナナなど)を食事に取り入れる。

●つわりを重症化させる「便秘」に効く食べ物を食べる
・リンゴやキウイなど食物繊維の多いフルーツを摂取する。
・ウォーキングなど、軽い運動をする。
・ヨーグルトなどで乳酸菌を摂取する。

●食欲がない時は無理に食べない・食べやすいものを食べる
・酢の物やマリネ、レモンなど酸味があり、つわり中でも食べやすいものを食事に取り入れる。
・飲み物が飲める場合は、栄養があるスープを飲む。

●食事を小分けにする・すぐに食べられる物を常備しておく
・1日の食事を4~5回に分け、胃腸への負担を減らす。
・小さなおにぎりやガム・飴を持ち歩いたり枕元にクッキーを置いたりして、すぐに食べられるものを常備しておく。

生活編

次に、普段の日常生活や生活環境を工夫することでつわりを軽減する方法をご紹介します。

●気分転換する
・友人と話したり、家で好きな音楽を聴いたりする。
・リラックス効果のあるハーブティを飲む。

●環境を整える
・家ではこまめに部屋の換気をし、香りの強い芳香剤や香水などは使用しない。
・からだを締め付けないゆったりした服を着る。
・電車の混む時間帯を避ける。

●適度な運動をする
・ヨガやストレッチをしたり、近所の公園を散歩したりする。

●しっかり休む
・眠いときは我慢せずに横になる
・可能であれば職場でも休憩室や空き部屋を使わせてもらい、昼食後に短時間でも昼寝をする。
・家事をパパに手伝ってもらう。

つわりの軽減法―いざ辛くなったときにできる対処法

最後に、辛いつわりがやってきた場合の対処法をいくつかご紹介します。

●食べ物や飲み物ですっきりする
・胃が空になると辛くなるので、水をまめに飲んだり、すぐに口に入れられるもの(梅干し、飴、ガム、小さなおにぎり等)を食べたりする。
・清涼飲料水やアイスキャンディーなど、冷たくて甘酸っぱいものを食べる。

●リラックスする
・10分間など短時間でも構わないので、無理せず横になる。
・リラックス効果のあるハーブティを飲む。

●ツボを押す
・内関(ないかん)というツボを押してみましょう。内関は、手首の太い線から、指2~3本分のところにあるツボで、軽く押すことでつわり軽減効果があるといわれています。

●気持ちを切り替える
・赤ちゃんのことを考え、前向きな気持ちになる。
・仕事や趣味に集中して気を紛らわす。

まとめ

つわりの、終わりが見えない辛い症状に不安になったり、ストレスを感じたりすることはありますよね。また、症状の重さや時期が周りと違うことで不安になってしまうこともあると思います。

しかし、つわりの症状は人それぞれで、症状や時期の違いが赤ちゃんの健康に直接影響するということはありません。いつか必ず終わりが来ますから、できるだけ無理せずに、心身共に健康的に過ごすことが一番大切です。仕事をしている場合は、職場の上司や同僚に話したうえで、つわりを乗り越える工夫をしましょう。

パパは、これらのことをきちんと理解したうえで、自分のことは自分でやるのは当然のこと、家事やママの心のケアにも努めてくださいね。大変な期間ですが、大切な赤ちゃんのために、夫婦で頑張って乗り越えましょう。

参考書籍

『初めてママの妊娠・出産・育児・ブック』 日東書院
『はじめてママとパパの本 妊娠・出産ガイド』BOOK GAKKEN
『35歳からの初めての妊娠・出産』ナツメ社
『知って安心 初めての妊娠・出産』 赤ちゃんとママ社
『はじめての妊娠・出産』GAKKEN

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この記事を書いた人

まさこママ

1歳児持ちのアラサー主婦です。
毎日大変なことも多々ありますが、いろんな壁を乗り越え楽しい日々を送っております。
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