パパママが仲良しだと、自然と円満な家庭ができあがるものだと思います。子どもは常に両親をみています。パパがママを、ママがパパを大切にし、互いを敬えば、子どももきっと家族を大切に思う子に育つはずです。
でも実際のところ、子どもが生まれてからはなかなか夫婦の時間は持てず、育児に追われて夫婦のことは後回しになるご家庭も少なくないのではないでしょうか。子どもがまだ小さいうちは、子どものお世話に多くの時間がとられるので、仕方ない面もありますよね。でも、ちょっとしたお互いの気遣いで、夫婦はいつまでも仲良くいられると思います。
では、そのちょっとした『気遣い』とは、どんなものでしょうか?
パパにお願いしたいこととしてまず提案したいのは、夫婦の会話を大切にしてもらいたいということです。
長く一緒にいれば、話さなくても通じている、伝わっている、そう思っていませんか?そんなことは決してありません。いつの時も会話は絶対に必要不可欠なものです。子どもに付きっきりのママは特にコミュニケーション不足になりがちです。
お仕事から帰ってお疲れのパパも多いかと思いますが、「今日は一日どうだった?」そんな一言でも掛けてもらえるとママは嬉しいものです。
子どもが生まれるまでは働いていた女性が、出産育児を機に退職し家庭に入って育児に専念する場合、それまでとは全く違う「子どもと過ごす日常」が生活の中心になってきて、大人と会話をするのはパパだけというような状況に変化します。
パパが働いている間、育児の手助けをしてくれる身内が近くにいなかったりすると、ママは子どもにかかりっきりになり、息が詰まってしまうのです。
それまで社会で働いていた女性が、育児を開始し子ども中心の毎日を過ごす中で、社会から切り離されたような感覚に陥ることはよくあります。なぜか孤独を感じてしまう…。
その理由は、子ども中心の生活は人とのコミュニケーションを自然と減らしていくものだからです。