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公開 2015年10月16日  

外食ばかりだと、ママ失格?完璧主義の私が解放されたとある親子のエピソード

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ママ失格なんかじゃない!完璧主義の私が外食の後ろめたさから解放された、ある親子のエピソードです。
「外食」をすることに罪悪感を感じるママは多いのではないでしょうか?
これは、ある親子が外食に行った時に、娘さんがママにかけた「とっても温かな一言」のお話です。


「外食」に対する罪悪感、あなたはありますか?

皆さんは料理をするのが好きですか?
朝・昼・晩、毎食おいしいご飯を作っていますか?

私は、正直言ってあまり料理が得意な方ではないです。
それでも、子どもが出来てからは毎食、きちんと料理することを心がけています。

もちろんそれは子どもの健康面、食の安全性を考えてしていることなのですが、心のどこかでこう思っている自分もいます。


疲れた時くらい外食に行きたい!でも・・・

「外食に行くと、ダメな母親と思われるのではないか。」


別に誰かに直接そういう風に言われた訳でもないし、夫も私が疲れている日なんかは進んで「今日は外にご飯食べに行こうか!」と誘ってくれるのですが、それでもなんだか後ろめたさと罪悪感を感じてしまいます。

皆さんはそんな気持ちになったことありませんか?

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こどもにとって幸せな「ごはんの時間」の考え方。

そんなことを感じている時に出会ったのが、「ごはんの時間」というタイトルのついたブログ記事。
フードエディターの小竹貴子さんが書いたものです。

そこに書いてあることは、私が今まで感じていた後ろめたさや罪悪感を消してくれました。

全文掲載します。

家事をして、仕事をして、ちゃんと家族のためにごはんを作るって大変だな、これほど料理が好きなわたしでも思うことがあります。

仕事を終えてへとへとになりすぎて、今日のごはん何を作ろうかな、って考えることすらも面倒なこともあります。

そして子供たちをつれて家の近くにある小さなレストランに行くのですが、そこでごはんを食べながら急に我に帰り
「あぁ、わたしっておかあちゃん失格だな」って思っちゃったり。
ごはんくらいちゃんと作れないなんてって自己嫌悪。


ある日のこと、レストランでごはんを食べながら6歳の長女が
「ママと並んでごはんたべられるから嬉しい〜」
っていきなり言いだしました。次女も「そーだね!」と。

きっと娘たちが見えるふだんの台所でのわたしの姿は、いつもバタバタと走り回る姿だからかもしれません。

わたしは、気持ちを切り替えて「おいしいね〜」何度も何度も言いながら、学校のことを話したり、お友達のことを話したり。
食事のあとには、アイスクリームも食べたりして、とてもゆったりとした時間を過ごしました。

娘たちは笑顔で「ママ〜好き〜」って何度も言っていました。
心をゆるやかにつないでくれる家族との毎日のごはん時間。

お料理の中身も当然大事ですが、ともに食べる時間はもっと大事なんでしょうね。

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あなたは決して、ママ失格ではない!

娘さんが小竹さんにかけた一言、
「ママと並んでごはんたべられるから嬉しい〜」
その言葉にはっとしました。

思い返してみると、私の2人の子どもたちも外食の時は嬉しそうにしているのですよね。

今までは「いつもと違うご飯が食べれて嬉しいのかな」位にしか思っていなかったのですが、そういえばレストランに着くといつも“私の隣の席の取りあい”をしていたなぁと。


つまり、子どもたちはどんなご飯よりも、
ゆとりのあるママと一緒に食べるご飯が大好き! なんですよね!!

そう思うと肩の力がふっと抜けて、たまには外食もいいものだと思えるようになりました。

それからもうひとつの気づきは、普段の食事の支度も、子どもと一緒にやってみてもいいかもしれない。ということ。

普段は支度ができるまでは子どもたちを待たせておき一人で必死に手を動かしているのですが、そうではなく、たまにはお箸の配膳とか、テーブル拭きとか、できる役割をお願いしてみる。そうすることで、待っている時間も”ママと一緒の時間”になるかなと思ったのです。

これは、我が家で実践開始中。最初は教えるのに少し時間がかかりますが、子どもたちも一生懸命動いてくれるので、親子の時間が増えた感覚があります。

何事も理想どおりにはいかないけれど、自分がこうでないとだめ!と思い込んでいることから解放されると、柔軟に考えることができるようになりますね。小竹さんのブログのおかげで、少し視野が拡がった気がします。

みなさんも肩の力を抜いて、一緒に子育てを楽しみましょう!

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