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息子の不登校を経験した今だから言える、たったひとつのこと。

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頑張って頑張って、我慢して我慢して、学校へ必死で通った息子。そしてそれをさせてしまっていた私たち親。結果は酷い二次障害の発症。そしてドクターストップから不登校へ…。この経験を振り返って、今だから言えること。

最初の兆候は、夜更かしと朝寝坊

長男が朝起きられなくなり始めた頃は、単純に夜更かしするからだと思っていました。当時は、夜更かしして遊んでいるから寝不足で起きられないんだと信じて疑うことはありませんでした。

でも、本当は違ったんですね。眠れないから、本を読んだりゲームをしたり、テレビやDVDを見たりしていたんです。長男は、なぜ眠れなかったのか?どうやら人間には、日中に辛いことがあるとその記憶を定着させないようにするため、脳が眠りにつこうとしないという現象が起こりうるらしいのです。

「学校は絶対に行かなくてはならない」という思い込み

不登校になったのは今年の1月、中2の3学期でした。でも登校をしぶることは、不登校になる1年以上前からありました。

息子の登校しぶりに対して、当時は「学校は行くもので、ズル休みなんて!」と思っていましたから、朝は叩き起こしてグズグズするなと怒りたおし、追い出すように登校させていました。ズル休みしたら、サボり癖がついて学校に行けなくなると思っていたんです。
長男も「学校には行かなければならない」と思っていましたから、仕方なくいやいや登校していました。

私自身、学校が嫌で行きたくなかった時期に、母からの無言の圧力(学校を休ませない)に「行きたくない」と言えず、頑張って登校してきた過去があります。だから、学校が嫌だから休むなんて選択肢は、私の中にはありませんでした。

無気力になり身体症状が悪化

中2の時の担任は、息子が学年で一番好きな先生でした。クラス分けで一番嫌だった子と離れ、好きな先生が担任なのでなんとか頑張れそうと思い、限界を超えても頑張らせてしまいました。朝に起きられず遅刻ばかりの息子でしたが、話を聞いて寄り添おうとしてくれる担任の期待と励ましに応えたくて、とにかく必死でした。

2学期は、担任との約束「無遅刻で登校する」のために、体調不良の欠席以外は無遅刻で登校。本当に頑張りましたが、結果的にはこれがよくなかったのです。

学校生活は寝不足での登校のため、授業中に寝てしまう、課題の未提出、教科によっては教科担任とのトラブル(先生にたいしての暴言や無視)などが発生し、体調面では不眠の悪化、常に頭痛がする、1日に何度も嘔吐、食欲不振(1日に少ない1食のみ)、体重減少…。精神面では、無気力・自己否定・自傷に記憶喪失と、記憶にない行動の痕跡、聴覚や視覚の異常…。

本当に最悪の状態でした。

当時の私たちには、選択肢がなかった

私たち家族は、主治医(児童精神科)に「学校へ行かせてはいけない」と言われて診断書をいただき、やっと息子に学校を休ませてあげられることができました。

今から思えば、どうしてあそこまで登校にこだわったのか分かりません。もっと早く休んでいれば、こんなにも傷つかなかったはずなのに、「辛ければ休んで良い」という選択肢を持っていなかったのです。

息子の場合、軽度の自閉症スペクトグラムから対人関係が悪化(イジメと孤立で居場所がない)し、感覚過敏で教室のざわつき(授業中は学級崩壊?の状態)が苦痛でたまらない騒音に聞こえていたそうです。
どんなに苦しかったことでしょう。

「学校に行きたくない」と言ってきたら…皆さんに一番伝えたいこと。

「本当は学校に行きたいけれど行けない」のであれば、また違ったアプローチがあるのかもしれませんが、子どもが「学校に行きたくない」「学校が辛い」と言ってきたら、まずは子どもの話を聞いてください。

子どもが本当の気持ちを話せるように、急かさず、否定的な言葉や、学校に行くことを前提とした一方的なアドバイスはしないでください。

とにかく辛い気持ちに寄り添い、本当の元気を取り戻すまで待ってあげてください。学校に行くためにボロボロにならないで欲しいのです。心身ともにボロボロになってしまったら、回復には長い長い時間が必要になってしまいます。

登校にこだわらず、子どももそして親も、どうか頑張りすぎないでくださいね。

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子育て・育児 子育ての悩み いじめ 不登校

この記事を書いた人

でめきんちゃん

高1と中1の2人の男の子の母です。
最近、体力気力不足でできてませんが、手芸とパンやお菓子作りが好きです。
高1長男(軽度の自閉症スペクトラム)は、昨年1月...

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