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公開 2015年10月29日  

育児の合間にできちゃう!時短で出汁(だし)をとる方法!

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世界に認められている和食。和食の基本は「出汁」です。出汁さえ取れれば、味付けは少しでも十分。塩分も控えられますし、離乳食にも応用できます。顆粒出汁を使えば簡単かもしれませんが、ちょっと心配な面もありませんか?料亭のような出汁をとる必要はありません。家庭用に時短でとる工夫も必要です。


昆布を刻む時間を作る

昆布をきざむのはちょっとめんどくさい作業ではありますが、テレビを見ながら、ダンナと話しをしながら、昆布を細く切ってタッパーに入れておくんです。最初から切ってある昆布も売っていますよ。時間がない方は、それでも良いと思います。

細かくなればなるほど、酸素に触れる面積が増えるので、酸化しやすくなります。ですから、私は大きい出汁用の昆布を買ってきて、時々切ってタッパーに入れるようにしています。

3時間あれば出汁が出る

刻んだ昆布10gに対して、水を1L。これだけです。(写真参照)

朝食に出汁を使いたかったら、夜寝る前にセットしてください。
夕食に出汁を使いたかったら、昼ご飯のあとにセットしてください。
セットしたら、冷蔵庫にイン。これだけです。

たった3時間前に準備するだけ。それ以上長い時間でも、もちろん大丈夫。隙間時間に、準備しましょう。

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煮物・みそ汁・お鍋にも

離乳食用に、昆布出汁が欲しいときは、これで十分。

お味噌汁などで、干しシイタケも入れたかったら入れましょう。煮物用に、鰹節を入れたかったら…それはさすがに入れないでくださいね。昆布+干しシイタケの出汁を火にかけて、沸騰前に鰹節を入れましょう。


出汁を使ったら、もう1回水を入れて、2番出汁。2回くらいなら、いけちゃいます。経済的でうれしいですね。2回出汁を取ったら、その昆布や干しシイタケは、料理に入れましょう。みそ汁に入れても、煮物に入れてもOK。昆布も細く切っているので、食べやすいですよ。

海藻には、ミネラルが多く含まれていますので、不足しがちな栄養素を補ってくれます。料理に使えないときには、コトコト炊いて、佃煮にしても良いですよね。

顆粒出汁より母の味

時間がない時には、顆粒出汁も便利なものです。

でも、ちょっと食事に気を遣っている方は、顆粒出汁の材料も見てみましょう。
本来なら、昆布・椎茸・鰹節・イリコ、などでとれる和食の出汁。なのに、意外といろいろな旨み成分が含まれていると思いませんか?
だから美味しいんじゃない?いいえ、違います。

素材の味がわからなくなってしまう、という側面もあります。味覚が育つ乳幼児期。素材の味で「美味しい」がわかるように、育てていってあげてくださいね。

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