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公開 2015年10月30日  

長時間の抱っこ授乳が原因かも!?太ももをすっきりするエクササイズ

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食べ物がおいしく、飲食の伴うイベントごとが多い秋冬は、ダイエットの難関期間です。 特に脂肪の多いももや腰周りは、寒い季節に冷えて硬くなり、老廃物がたまりやすいものです。今回は、柔らかくほぐれてすっきりほっそりした太ももを作るセルフケアや姿勢の取り方について、ご紹介いたします。


太ももが太くなる(見える)わけ

太ももが太くなる原因は様々にありますが、脂肪や老廃物が滞りやすい姿勢のクセや、 ももやお尻が張って太く見える立ち方というのもあります。

・長時間の抱っこ授乳やドライブなど、座り姿勢が長く続くと、曲がったままの股関節にあるリンパ節が圧迫され続け、老廃物が滞りやすくなります。

・同様に、運動不足で股関節周りの筋肉が硬くなっていたり、緊張させ続けていると、リンパの流れは滞りやすくなります。

例えば股関節が内ねじりになり、膝頭が内側に向いた、いわゆる「内股」は、股関節を硬くし、お尻がゆるんでももの前や外ももに負担がかかる姿勢なので、ももが前や外側に張り出しやすくなります。【写真】

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太ももをすっきりさせる工夫(姿勢・立ち方)

・抱っこ授乳等で長時間座る必要がある場合でも、股関節の角度が90度かやや浅めになるように、少しでも血流を妨げない座り方をします。
例えば椅子の座面に厚めのクッションを置き、前の方に座って骨盤を起こし、脚は組まないようにします。【写真】
または、座面に深く腰を掛けて、脚を遠目に置いてもよいです。【写真】

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・立つ時は、太ももの後ろからハンカチをはさんでいるイメージで、かかとをそろえて股関節を外ねじりにします。【写真】
脚を内側に寄せて体重を外に逃がすことで、脚や腰が張り出すのを防ぐことができます。

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股関節をほぐすストレッチ

下半身最大のリンパ節があるそけい部(脚の付け根)の周辺や、内股で硬くなりがちな股関節のストレッチ方法です。

・猿のポーズ【写真】
膝を立ててから右足を大きく一歩前に踏み出し、重心を落とします。
後ろの左脚のそけい部を前につき出すようなイメージで、伸ばしてゆっくりと5呼吸します。
元に戻して、反対側も同様に行います。

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・ハトの準備のポーズ【写真】
右脚をあぐらにして、左脚を真後ろに伸ばし、上体を右脚にかぶせるように倒します。

ゆっくりと5呼吸してから戻り、反対側も同様に行います。

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太もものリンパマッサージ

太ももの血行やリンパの流れが悪くなったまま放置すると、セルライトが蓄積されて脂肪が硬くなるのに加え、触ると冷たかったり
つかむと痛かったりします。セルライトの蓄積を予防したり、リンパの流れを促すセルフケアをご紹介します。

・太ももを手のひらで付け根の方に向かってさすります。
こぶしを作ってしごくようにさすってもいいでしょう。

・両手で外もも・内もも・ももの表をつかみ、左右の手で逆方向に動かすようにしてほぐします。【写真】

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・膝を曲げて、内ももを手の付け根でじっくりと押します。【写真】
内ももにはシェイプアップのツボがあります。

・そけい部(脚の付け根)を、両手でゆすったりさすったりします。

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おわりに

いかがでしたか?股関節を伸ばし、外にねじりながら脚を閉じる習慣で脚の張り出しとリンパの詰まりを防ぎ、ストレッチとリンパマッサージで流れを促すことで、自分で無理なくすっきり脚を目指すことができます。

自分の体をいたわりながら、ボディメイクを楽しみましょう。

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