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子どもの鼻・耳の病気について

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子どもの体は大人と比べると小さく、抵抗力も弱いため様々な病気にかかりやすくなっています。鼻や耳の病気でも、症状が悪化しやすいのが特徴です。そんな子どもの鼻や耳の病気について紹介していきます。

出典:https://www.flickr.com/photo.gne?id=8677815908

風邪をひいた後になりやすい急性中耳炎

耳の病気の中で、子どもがかかりやすい代表的な病気が急性中耳炎です。風邪症候群の後になることが多く、中耳腔に膿がたまり、38度以上の高熱や耳を痛がるなどの症状が出ます。中軽症の場合は、抗菌薬での治療がほとんどです。重症になると鼓膜切開の処置になりますが、切開によって開いた穴も数日で閉じます。最近では、薬の効かない耐性菌による中耳炎が増加傾向にあり、症状が長引きやすくなっているため、早めに耳鼻科に行く方が安心です。

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耳が聞こえにくくなることもある滲出性中耳炎

急性中耳炎の後になりやすいのが、滲出性(しんしゅつせい)中耳炎です。滲出液と呼ばれる水が中耳にたまっている状態で、難聴などの症状が出ます。しかし子どもの場合、耳が聞こえにくいことを直接訴えることが少なく、テレビの音を大きくするなどの普段と異なる行動が見られます。滲出性中耳炎は慢性化しやすい病気ではありますが、成長するにつれ症状が良くなっていく場合がほとんどなので、耳鼻科に通いながら経過を観察していきましょう。

耳掃除のし過ぎが原因の場合も・・・外耳道炎

外耳道炎とは、外耳道が炎症を起こす病気です。耳かきの際についた傷が炎症になってしまうなど、何らかの原因で外耳に傷がつくことが原因となり発症することが多くあります。血の混じる膿が出てくるなどの症状が見られ、多くの場合は数日で自然に治りますが、治らない場合には耳鼻科に行き診察を受けましょう。治療は点耳薬の処方のみの場合も多いですが、症状が悪化している場合には抗菌薬も処方されます。自宅で痛がる場合には、耳の後ろを冷やすと痛みが少し楽になります。

鼻水が長く続いたら要注意!副鼻腔炎

副鼻腔炎は、副鼻腔と呼ばれる鼻の中の空洞に膿がたまって炎症が起こっている状態の病気です。黄色い鼻水が出るなどの症状が出ます。大人にもよく出る症状ですが、副鼻腔が発達途中の子どももよくかかります。副鼻腔炎には急性と慢性があり、インフルエンザ菌などが関与している場合もあります。病院では抗菌薬の服用や鼻汁の除去などの治療を行いますが、家庭でも鼻が詰まらないように鼻吸い器で鼻水を吸いとるなどの処置をするといいでしょう。

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何らかの原因で耳が聞こえにくくなる難聴

難聴は、何かしらの原因で音が聞こえにくくなる病気です。先天性難聴と後天性難聴があり、先天性難聴の場合、新生児スクリーニング検査で生まれてすぐに検査を行うことで早期発見をすることができます。言語の発達を遅らせないよう、6か月ごろから治療を開始することができます。後天性難聴は、髄膜炎や中耳炎などの後遺症で起こる場合が多いです。後天性の場合も難聴と判明してすぐに治療を始めるのがよいでしょう。重度の難聴の場合でも、人口内耳を埋め込む手術などで治療することが可能です。

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この記事を書いた人

中井ゆうこ

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