子どもは2〜3歳になると、身近な大人の真似をしはじめますね。
パパママ、おじいちゃんおばあちゃんの真似はもちろん、幼稚園・保育園の先生やお友達の真似をする子もいると思います。子どもが成長するにしたがって、その遊び方もどんどん多様化していきます。
わが家の娘は、ショッピングカートを押したり、買い物かごを持ったりと、買い物に行った時にママの真似をするのが大好き。
そして、とにかくコインが大好き!
紙幣には興味がないようで、ジャラジャラしているコインがとにかく気になるようです。
そこで私は、「コインを使った英語の知育あそび」を実践してみました。
どうやら、構成をしっかり組み立てて遊んだほうが効果的で、子どもも分かりやすいようなので、このあそびを以下のステップ1-6にまとめてみました!!
あそびながら「英語」に親しむ!コインを使った知育あそび

子どもは2〜3歳くらいになると「お買いものあそび」に興味が湧いてくるようです。パパやママの真似をして、商品をかごに入れたりお金をさわったり…。我が子が興味を持っているこの時期、せっかくなので親子でコインを使った知育あそびをしてみると楽しいですよ!今回は、わが家で実践している遊び方をお伝えいたします。
パパママみたいにお買い物したい!そんなお子さんにオススメの知育あそび
ステップ①: 5種類のコインの「名前」をインプットしよう!

保育園ぐらいのお子さんだとまだ計算は難しいので、コインを数えたり、コインの違いをみつけたり、クルクル回してみたりといった遊びかたがいいと思います。
小学生になると足し算・引き算ができるので、本格的なお買い物ゲームが楽しめますが、今回はそれに向けた下準備として遊んでみましょう。
まず最初のステップは、コインを指さしながら、そのコインの「名前」を英語で教えてあげること!
・A Quarter is 25 cents.
・A Dime is 10 cents.
・A Nickel is 5 cents.
・A Penny is 1 cent
・A Dollar is 100 cents.
英語が耳慣れない子どもは、最初は何も分からなくて当たり前!なので、まずは親子でコインを見ながら英語のイントネーションを楽しむだけでOKです。
ステップ②:コインの「違うところ」と「同じところ」をインプットしよう!
ステップ1を続けていると、3〜4才であれば少しずつコインの「違い」が分かってくるかもしれません。
そんな時には次のステップ!
コインの「色」を基準にして、違いを教えます。
例えば、
・Can you find a coin which color/size is different from others?(色が違うコインを1枚見つけられるかな?)
と聞いてみましょう。
もちろん、上記のような質問を子どもにしても「ぽかーん」として分からないことがほとんどです。
まずは、パパママがコインを1つずつ指さしながら、ゆっくり説明してあげるのが大切です。
例えば、5枚のQuarterと1枚のPennyをつかう場合には、“This is Quarter, This is also Quarter....” と指をさして説明してあげて、Pennyのところまで来たら、わざと"Muuu..This is not Quarter..."という説明をして、"Different(違う)"ということを丁寧にインプットしてあげましょう。
これに慣れてきたら、例えば全てを同じ種類のコインにして、“All is same!(全部いっしょ)”という表現も伝えてあげると良いですね。
ステップ③:サイズ「大」「小」をインプットしよう!
色の違いのほかに、コインの「大きさ」の違いも、子どもと遊びながら説明することができます。
・Can you find the largest coin?(一番大きなサイズのコインは?)
・Can you find the smallest one?(一番小さなサイズのコインは?)
これは子どもも分かりやすいかもしれませんね。
ステップ④:「表」「裏」について教えてあげよう!

次はコインの表裏についてです。コインの表裏は、英語では“Head(頭)”・“Tail(お尻)”と呼びます。
コインに「しっぽ」がある?なんとなく不思議な表現ではありますが、これを子どもにインプットしてあげましょう。
ステップ2の「大」「小」と同じように、“Head or Tail” で分類して、一緒に数を数えてあげるのが良い方法ですね。
・This side is head of the coin, and this is the tail of the coin.(こっちが表で、こっちが裏ね)
・No, it’s the other way around. (いや、逆だよ)
親子で会話を楽しみながら遊んでみましょう。
