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せき~子どもの病気~

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せきは熱とともに子どもによく見られる症状ですが、小さな体には負担が大きく、とてもつらいものです。ここではせきの原因や、せきの状態から考えられる病気、家庭での対処方法などをご紹介していきます。

せきの原因には何があるの?

せきが出るいちばんの原因は、呼吸により侵入したウイルスなどの異物が付着し、のどから肺までの「気道」に炎症が起きることにあります。気道は炎症が起きると、粘液の分泌物を作ることで異物を絡め取り、体の外に出そうとします。その分泌物が「痰(たん)」です。痰が気道を刺激してせきを起こすことで、体の外に排出されやすくなる仕組みになっています。急に煙を吸ってしまったり、飲み物が誤って気道に入ってしまったりしたときに激しくせきこむのも同じ仕組みです。このように、せきは異物を体の外に排出しようとする体の防御反応であると言えます。

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せきはどんな病気の可能性があるの?

せきが出る病気には、いわゆる風邪のほか、原因を調べたのち治療が必要となるものがあります。風邪の場合は3~7日ほどでせきが収まってくることが多いですが、長引くせきや夜眠れないほどのせき、呼吸困難を伴うせきの場合は他の病気の可能性があります。特に、声帯周辺が炎症を起こし、犬が吠えるようなケンケンというせきが特徴の「クループ症候群」は時に呼吸困難を伴います。また、気管支が細く柔らかい1歳未満の赤ちゃんに起こるゼイゼイと音のするせきは「喘息様気管支炎」の可能性もあります。他にも、発熱や多呼吸を伴う場合は「肺炎」の可能性があり、レントゲンでの判断が必要です。

せきの状態をよく観察することが重要

せきの状態によっては風邪以外の病気である可能性があるため、お子さんの全身の状態と合わせて、よく観察することが大切です。乾いたせきか、痰がからんだ湿ったせきか、また呼吸にゼイゼイやヒューヒューといったような音が混じっていないかなどを注意しながらお世話しましょう。また、せきが止まらずに吐いてしまったり、水分を摂取することが難しいほどせきが激しい場合には、早めに病院で診察を受けることをおすすめします。なお、呼吸困難に陥った場合には夜間であっても早急に受診しましょう。

せきが続くときにママパパがしてあげられることは?

まずは、加湿器などで乾燥を防ぎ、室内を適正な湿度に保ってあげるようにしましょう。特にタバコの煙はせきによくないため、家族は喫煙をひかえることが大切です。次に、こまめに水分を補給させましょう。のどを湿らせることで痰の切れをよくするほか、発熱も伴う場合には脱水症状を防ぐことができます。その場合、冷たいものや柑橘系飲料はのどを刺激してしまうため、常温の麦茶や湯冷ましを与えましょう。また、赤ちゃんの場合には、背中をなでながら縦抱きしてあげると落ちつく場合もあります。夜寝ている時もせきが激しい場合は、一度上半身を起こしてあげましょう。

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安易にせき止めを使わないで!必ず受診を

子どもがせきで苦しむ姿を見るのは、世話をする人もつらいもの。少しでも楽にしてあげたいという思いから、せき止め薬を与えたくなりますが、少々注意が必要です。せきを止めてしまうと痰の排出ができなくなってしまい、痰によって気管支がせまくなってさらに苦しくなる場合がありためです。また、軽度の風邪ではせき止めで症状を楽にすることも有効ですが、肺にまで炎症が進んでしまうと別の治療が必要です。このように、せきの原因となっている病気そのものを治療することが大切でしょう。

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この記事を書いた人

あさこ

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