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障害は“不便”だけど“不幸”ではない。発達障害のこだわりは、子どもの「強み」になる!

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発達障害の子どもの特性である「こだわり」は、周りから見ると困った行動に思われがちです。でもきちんと理解すれば、この「こだわり」は定型発達の子どもにはない「強み」にもなるんです。障害を不幸と捉えて周りの子と比べるのではなく、子どもの良いところを見つけて、毎日を笑顔で過ごしませんか?

発達障害の子どもと定型発達の子どもの違い

我が家には、発達障害の娘(高校1年生)と定型発達の息子(小学2年生)がいます。

2人の子どもを育てる中で「あ、この子はこんなことが得意で、これが苦手なんだ」とか「この子はこういう性格で、こういう風に対応すれば上手くいくんだ」など、日々それぞれの子どもの違いを感じています。

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折り紙、縄跳び、自転車、鉄棒、跳び箱、漢字の書き取り、日々の身支度…娘にはどれを教えるにも『コツ』が必要で、常に『彼女に合った方法』を試行錯誤してきました。

娘に用いた多くの方法は息子にも有効でしたが、定型発達の息子は“周りを見て”行動することができるので、中には手助けが全く必要なかったり、違うやり方のほうが分かりやすかったり、逆に娘に用いた方法ではわかりづらくなるケースも稀にありました。

今回の連絡帳入れは、息子が「お姉ちゃんと同じことをしたかった。でも実際やってみたら意外と面倒だったから、途中でやめてしまった。」というケースでした。

自閉症や発達障害の子どもはルールにこだわる

自閉症や発達障害の子どもは「臨機応変」が苦手です。“周りを見て”それに合わせて行動したり、“空気を読んで”自分を律することができないのです。
これは裏を返せば、一度ルーチン化したことに対しては決して「手を抜かない」ということです。定型発達の子どものように、誰も見ていないからとごまかしたり、いいかげんなことをすることがないのです。

例えば、娘は体育祭でくたくたになって帰ってきても、自宅で日課の体幹トレーニングをしようとします。また、旅行などで帰りが遅くなっても、その日が『週に一度の部屋の掃除の日(家のルール)』だと、掃除をしようとします。

「今日は疲れているから、やめようかな」とか「明日にしようかな」とはならないのです。

なぜこだわるのか理解してあげる

周りから見ると困った行動にも感じられる「こだわり」は、「いつもとは違う状況」に対する不安からくるものです。この「こだわり」は、「本人が安心する物」や「落ち着ける場所」を用意しておくことや、以前ご紹介したスケジュールボードの使用などで、ある程度緩和することができます。

「こだわり」をアピールポイントに

娘は「ま、いいか」と受け流すことが苦手で、小さいころからいろいろと苦労してきました。
でも高校生になった今、「真面目で手を抜くことは決してしない」性格が、入試や就職の面接時には大きな娘のアピールポイントとなっています。

障害も、裏を返せば本人の「強み」になり得るのです。

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子育て・育児 子育ての悩み 発達障害・発達の遅れ

この記事を書いた人

荒木まち子

障害があってもなくても、子育てってそれなりに大変で、とても楽しいもの☆でこぼこしていて可愛くて、そのカラフルな色に癒されるこんぺいとうみたいな子供たち。40代母...

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