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麻疹・はしか~子どもの病気~

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子どもがかかりやすい病気の1つに麻疹があります。聞きなれない病名という人もいるかもしれませんが、はしかといえば耳にしたことがあるのではないでしょうか。麻疹の症状や予防など、基本的な情報をまとめました。

麻疹になると起こる症状

麻疹(はしか)は、生後6ヶ月から幼稚園くらいまでの子どもに多くみられる病気です。鼻水や咳、発熱などの風邪に似た症状から始まり、39度以上の高熱が出ると言われています。また、2~4日目頃にかけて全身に赤い発疹が現れ、口内には白い斑点ができます。発疹は耳の後ろや首、顔から現れることが多いです。重症化すると、脳炎や肺炎、中耳炎を引き起こす可能性もあります。1週間ほどで発熱がおさまり、発疹は茶色くなって徐々に消失します。症状が現れてから治るまで、10日~2週間ほどかかるとみてよいでしょう。

麻疹の潜伏期間と原因

麻疹の潜伏期間は10~14日で、多くの場合11日とされており、麻疹ウイルスの呼吸器感染によって起こります。麻疹ウイルスはとても小さいため、空気感染しやすいのが特徴です。そのため、患者と同じ室内にいたり、感染した患者が降りた直後のエレベーターに乗り込んだだけで感染してしまう恐れもあります。感染力が比較的強いウイルスのため、麻疹ワクチンを接種していない人や、麻疹にかかった経験のない人に感染しやすいので注意が必要です。

麻疹とその合併症の治療方法

麻疹ウイルス自体の特効薬はなく、熱や咳を抑えるなどの対症療法となります。また、合併症である間質性肺炎は肺が硬くなり呼吸できなくなる病気で、重症化すると人工呼吸器を使うケースもみられます。治療方法としては炎症を抑えるためのステロイドを用いる場合が多いです。さらに、血管内に血の塊ができ、血小板などが減少して出血しやすくなるDICとなった場合には、血液の補充や血液が固まらないようにする治療を必要に応じて行います。

麻疹の予防には予防接種が効果的

麻疹を予防するのに効果的なのが予防接種です。日本では風疹との2種混合ワクチンの接種を行っています。2回の接種が必要で、生後12ヶ月~24ヶ月の間に1回、5歳~7歳の間に1回行います。ワクチンを接種することにより、麻疹の抗体が95%以上の人に作られるといわれています。また、ワクチンを接種していない状態で麻疹患者と接触した場合も、接触から72時間以内にワクチンを接種すれば発症を防げる可能性があります。副作用はほとんどありませんが、まれに発熱や発疹が生じるケースもあります。

もしも麻疹になったら

麻疹になった場合、解熱から3日が経過するまでは出席停止と学校保健法で定められています。家庭では、発熱時には体温を測り、熱の上がり方を観察します。また、尿の色や量、食欲、顔色、機嫌、発疹の状態などを観察し、水分補給をまめに行うとよいでしょう。室内で静かに過ごし、体を休めることが大切です。加湿器を使用する場合は、こまめに水の交換をしましょう。発熱時は入浴を控えるか、するとしても短時間ですませるのが安心です。

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あけみママ

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