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とびひ~子どもの病気~

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とびひは子どもにおおい皮膚の病気です。とびひは「飛び火」に由来する呼び名で、体の離れたところにも湿疹が広がっていくのが特徴です。いったんかかってしまうとなかなか治りにくいため、根気よく治療することが必要です。

出典:http://pixabay.com/static/uploads/photo/2014/08/02/11/58/baby-408262_640

とびひとは?原因と感染経路

とびひの正式名称は「伝染性膿痂疹(のうかしん)」といいます。「膿痂疹」とは膿を持ったような湿疹のこと。つまり、伝染性膿痂疹とは「掻くことによって伝染する膿を持った湿疹」という意味です。とびひは、虫刺されや傷などに細菌が感染することで起こります。原因となる細菌は、黄色ブドウ球菌とA群β溶血性連鎖球菌(溶連菌)の2つ。どちらも健康な人の皮膚や鼻の中にいる常在菌です。健康な皮膚に細菌がついてもとびひにはなることはありませんが、傷などがあるとそこから細菌が侵入し、細菌が出す毒素によって炎症が起きるのです。

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症状はかゆみを伴う水包とかさぶた

とびひには水ぶくれができる「水疱性膿痂疹」と、かさぶたができる「痂皮性(かひせい)膿痂疹」の2種類があります。子どもに見られるとびひの多くは水泡性膿痂疹で、皮膚にできた水ぶくれが膿をもち、やがて破れてただれてきます。水ぶくれはかゆみを伴うため、患部を掻いた手で体の他の部分を触ることによって、体のあちこちに水ぶくれが広がっててしまうのです。このような性質から、とびひは短期間で一気に広がってしまうので、早めの治療が必要です。

治療は、消毒と抗生物質の外用が基本

とびひの治療でいちばん大切なのは、患部を清潔にすることです。病院で消毒用のイソジンを処方された場合は、医師の指示に従って使用しましょう。とびひの治療は、水ぶくれや湿疹になっている部分に、抗生剤の入った軟膏やクリームを塗る方法が基本です。とびひの状態により、抗生剤ではなくステロイド軟膏が処方されることもあります。また、とびひの範囲が広い場合などには、抗生剤の内服薬を併用することもあります。かゆみが強い場合は抗ヒスタミン剤などのかゆみ止めが処方されます。

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とびひの家庭でのケアと注意点

患部を清潔に保つことが大切なとびひですが、湯船に浸かる入浴は避け、シャワーだけにしましょう。まず、石鹸を使用して患部を優しく洗った後、お湯でよく洗い流します。消毒用のイソジンが処方されている場合は、イソジンを患部に塗って乾かした後にシャワーでイソジンを洗い流すようにしてください。そして、入浴後すぐに患部に外用薬を塗ります。掻き壊す可能性がある場合は、ガーゼで覆うように指導されることもあります。また、とびひが治ってきたからといって途中で治療をやめたりせず、必ず数日後に受診するようにしてください。

強い感染力に注意!とびひの予防方法

とびひは感染力の強い皮膚疾患です。完治した後も、湿疹や虫刺されなどは早めに治療して、とびひが再発するのを防ぎましょう。乾燥肌の子どもは、普段から保湿をしっかり行い、肌をよい状態に保つことが大切です。また、とびひはタオルなどを介して感染することがあるので、とびひの患者がいる場合は家庭内でタオルを共用しないようにしましょう。とびひの予防のためには、普段から石鹸で手や爪をよく洗い、小さな傷でも消毒する習慣をつけることが大切です。あせも、湿疹、虫刺されなどがある場合は、早めに治療して掻き壊さないようにしましょう。

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さちえ

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