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子どもは"育つ力"を無限に蓄えて生まれる!子どものもつ「自動回復能力」「軌道修正機能」とは?

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子どもは「自動回復能力」「軌道修正機能」を備え、そのエネルギーは大人の比ではありません!弱い立場にあっても命を生かすための本能です。子どもにとって「遊び」や「睡眠」は魔法の回復薬。親として足りない部分や失敗について自分を責め続け、必要以上に罪悪感をもたないようにしましょう。共に生きる楽しさを感じ合える大人のもとで、子どもは安心して自分の力で育つのです!

"三つ子の魂百まで"はホント?ウソ?

もって生まれた遺伝的気質、環境に影響を受けて形成された幼い頃の性格は、一生変わらないのでしょうか。

独立する前の私は、東京都の公立幼稚園に長年勤務していました。私が受け持った最終卒園生の一人、わかはちゃん(現在高校生)は、当時、とびきり元気印の感情表現が豊かな女の子。つい最近、お母様から文化祭での最後の演奏動画が送られてきて・・・そこには外見も随分大人に成長し、堂々と歌い演奏するわかはちゃんの姿があり、感激して思わず涙があふれてしまいました。

「わかはちゃんらしいなあ・・・」とうれしくなったのは、仲間の輪の中心でみんなを盛り立てる明るい姿が、幼稚園で遊んでいた姿、まさに、そのままだったところ。ほかの教え子にも、10年以上経過し、社会人へと成長したのちに会う機会があるのですが、人間のもっている可能性は計り知れず、その変化の大きさには、毎回驚いてしまいます。思いがけない面や眠っていた才能を披露してくれる時などは、眩しく新鮮に感じ、胸がいっぱいになります。

ところが"三つ子の魂"ではないけれど、どんな子でも、核となる部分は、やはり3~5歳当時と変わらないのです!ということは"生活環境の変化や心身の成長発達によって新しく引き出される面"と"奥の方で変わらずにもち続ける面"との両方があり、その両面のバランスで個性を形成していくことになります。「〜〜ちゃんらしさ」というのは、その子だけが独自にもって生まれた源の変わらない"核"のもつ性質と言えるかもしれませんね。

10代は大人への過渡期 〜子どもも親も自立へと進む〜

子どもは中学生くらいになると、親から少しずつ離れ、自分の力で新しい可能性を切り開いていこうとします親も意識して子どもと距離をあけていく時期ですね。

本格的に社会に出る前の10代に必要なことは以下の3つです。

・思い切り自分を燃焼させる場
・新しい世界に挑戦する機会
・人生や社会について考えたり対話したりする時間  が必要ですね。

自分を客観的に見つめられるようになった頃、自分の生きる道を模索したり、メンターに出会ったり、恋愛を経験したりする中で、自我を確立していくのです。子どもが生まれたら、自立する時期までを見越して「今、この時」しかない幼い子どもとの時間を大事に過ごしましょうね。

5〜6歳の2ヶ月は大人の5〜10年に匹敵!

さて、あっという間に過ぎてしまうのが幼い時代。しかも、あっという間の間に、人生に必要な土台を築くのです。球根である子どもは「内発的動機」(無意識に自分から湧き上がる成長に必要な欲求)に突き動かされ、好奇心をもって周囲の世界に関わります。

子どもは、感覚機能の発達や脳の成長を促すために、休むことなく体を動かして全身の感覚を働かせている必要があります。大人のように長い間ただじっとしている、なんて当然無理です。

そして、社会性、コミュニケーション力、危険回避力、など将来生きていく上で必要な様々な感性「すべて」を遊びを通して学んでいるのですから、子どもにとっての一日がどんなに濃いものか、わかりますね。

「子ども=球根である」を前提に考えてみる

球根である子どもの立場から考えてみましょう。もって生まれた様々な可能性は、球根の中で出番を待ちます。自分のプログラムに従った独自のやり方で自ら伸びる意思とパワーがあります。

それなのに心配して「こうしなさい」「ああしなさい」と何かをいつも指示したり、大人の感性で完成品を与えたりしすぎると、どうなると思いますか?多分子ども球根は、芽を出す機会を逃すか、とても消極的になり、中身を腐らせてしまうかもしれませんね。

それよりも子ども球根の「こうしたい」「ああしたい」を叶える土壌(根を張れる安心な環境)を柔らかく耕し、水(愛情)をたっぷり注いであげましょう。安心感と愛情に満足した子どもは、人から愛される存在になり、これから先の人生、困った時には、助けてくれる出会いにも恵まれるはずです!

10年後、20年後の未来から見えるもの

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この記事を書いた人

子育て心理アドバイザー よしおかゆうみ

ファミリーカウンセラー・asobi基地顧問 よしおか ゆうみ
20年間幼児教育に携わり、後年は保育・新人教諭対象の研修講師を務める。傍らで、描画心理学、アド...

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