初めて我が子を見たとき、「こんなに小さいんだ・・・」と思いました。我が家の双子ちゃんは1000gと1200gと言う超未熟児で生まれてきたので、少し力を入れただけでも折れてしまいそうなくらい二人とも小さな赤ちゃんでした。
それでもNICUに入院していた3ヶ月の間に、沐浴の練習もたくさんできましたし、オムツ替えもたくさん経験できました。沐浴からお風呂まで、お風呂を今まで約400回以上(二人合わせて)入れてきましたが、その中でふと「赤ちゃんのお風呂のコツは思い切り」なんじゃないかなって思ったんです。
赤ちゃんを入れるときのポイントは2つ。「隅々までキレイに」「時間をかけずに」洗ってあげることですよね。我が家の場合は特に二人いますから時間配分も考えるんです。
首の周りや太ももの付け根、お尻の周り、もちろん顔も、赤ちゃんは新陳代謝が活発ですから毎日キレイにしてあげなくてはいけません。しかし、時間をかけすぎると赤ちゃんは疲れてしまいます。そもそも長い時間じっとしてくれる赤ちゃんなんていませんから、時間をかけてもしっかりと洗えるとは限りません。ここが難しいところでもあるんですが、実はパパの腕の見せ所でもあるんです。
そこで一番大切なのが「思い切り」なんです。怖がって赤ちゃんをしっかり抱いてあげないと、赤ちゃんは不安になって泣いたり動いたりして体を洗わせてくれません。
しっかりとパパの大きな手で、腕で赤ちゃんを抱き込んであげましょう。手だけでどうにかしようとすると余計な力が入ってしまってパパも疲れてしまいうまく洗えません。パパの体全体で赤ちゃんを包み込んであげて、しっかりと赤ちゃんの目を見ながら優しく語り掛けるように体を洗ってあげると赤ちゃんも安心して身を預けてくれるようになります。

新米パパ必見!双子育児の経験で学んだ「赤ちゃんとのお風呂」が楽しくなる3つの方法
「赤ちゃんとのお風呂」が劇的に楽しくなる3つの方法を、毎日双子をお風呂に入れている経験から学びましたのでお伝えします。新米パパのあなたも「初めてのお風呂」が怖くなくなってお風呂の時間が待ち遠しくなりますよ。
1. 怖くないから「思い切って」お風呂に入れてあげよう!

2. 洗顔後は頭からお湯をかけてあげよう!

顔を洗ってあげた後、「頭からお湯かけるなんてかわいそう」と考えて、ガーゼで顔を拭いてあげて終わりにしている人がいたらちょっと待ってください!
ガーゼで顔を拭いただけだと洗剤が顔や髪の毛の生え際に残ってしまう可能性があります。洗剤が残ってしまうと皮膚が敏感な赤ちゃんはすぐに肌荒れを起こしてしまいます。しっかりとお湯で流してあげることでキレイでムチムチな赤ちゃんの皮膚を守ることができます。
また、お湯をかけるときは一声かけてあげてみてください。赤ちゃんはまだパパの言うことの意味がわからないかもしれませんが、我が家の双子ちゃんは「一声聞こえた後にお湯がくる!」と学習してお湯をかける前に目をつぶって待ち構えるようになりました。これが何とも言えずカワイイのです。
そして、お湯をかけた後にすぐ顔を手で拭ってあげてパパの優しい笑顔を見せてあげれば、赤ちゃんも安心して、お湯が顔にかかることが怖くなくなったり、お風呂が嫌いになることもないかもしれませんよ。
3. 毎日の赤ちゃんの変化を楽しもう!

この「お風呂での赤ちゃんの成長」が見られるのは、お風呂に入れる人の特権だと僕は思っています。
最初は浴槽のお湯を怖がっていたのに、いつの間にかお湯をバチャバチャして楽しんでいます。体育座りの僕のひざの上でただ仰向けでいたのが、体を起こしてバランスを取り、そして浴槽から這い出ようと楽しそうにチャレンジします。
髪の毛を洗うときにニコニコするようになったのも、僕の腕の中でおしっこをしてしまうのも、浴槽から脱走しようと楽しそうにチャレンジするのも、この光景を見ることができるのはお風呂に入れてあげる人の特権なんだと僕は思っています。
今ではどんなに泣いていても、脱衣所に来ると笑顔に変わるようになりました。これは本当に嬉しい成長のひとつです。だから、僕は我が家の双子ちゃん二人ともお風呂に入れるのが大好きですし、できればずっと一緒に入れたらいいなと思っています。実際いつまで入れるかはわかりませんが、この二人の成長を見ていることが僕の幸せのひとつなんです。
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございました。新米パパのみなさんは、育児のことからお金のことまで不安なことはたくさんあるかもしれません。
でも、カワイイ時期を見ることができるのは実は「ほんの一瞬」かもしれません。それくらい赤ちゃんの成長は早いと実感しています。ですから、毎日のお風呂も、ミルクもオムツ替えも、その中で赤ちゃんの成長を見逃さないようにしてくださいね。とは言え、僕もまだ育児2年生になったばかりです。できないことのほうが多いかもしれません。でも、我が子の成長を見逃さないように育児を楽しみたいと思っています。
子どもも僕も少しずつ一緒に育っていっています。そして、毎日「カワイイ」が増えていっています。子どもも僕も成長できる育児って実はこんなに楽しいものなんですね。

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