子育てをしているママを悩ませる問題のひとつに「夜泣き」があります。
我が家の娘も生後6ヶ月ころから夜泣きが始まりましたが、抱っこをしても授乳をしても、またしばらくするとエンドレスにとにかく泣き続ける。
赤ちゃんに付きあっているとママは寝れないわけですから、当然のように寝不足に。そんな状態をなんとかしようと、「夜泣き 対処法」と検索を繰り返す毎日。
・昼間にいっぱい遊んで体力を使う
・寝る前に徐々に部屋を暗くしていく
など色々な情報をネットで探しては試してはみるものの、こちらの記事にもあるように、どんなタイプの夜泣きなのか、どんな方法が有効なのかは赤ちゃんによってさまざまです。
ネットに載っているもののなかでは、これといった解決策が見つからず、つらい日々が続きました。
そんな状態では、いくら可愛いわが子でもイライラがつのり、私はママ失格なのだろうか…という絶望的な気分に。
そんな私でしたが、ひとりのママ友から聞いたこの一言で心がずいぶんと軽くなりました。それが、
「「泣き止ませる」ことよりも「泣かれても大丈夫」な状態にしておくと、少しだけ安心できるよ」
という言葉。これを聞いたときに、はっとさせられました。
そもそも赤ちゃんが自分の思い通りに動いてくれないのは当たり前。
それをなんとかコントロールしようとするから、ストレスがたまるのか!と。
それならば、泣いても大丈夫な状態をつくっておけばいい
そう考えた私が思い付いたのが、「主人と夜泣き協力体制」をつくる、ということでした。
今日は、世の中の夜泣きに悩むママに「主人との上手な夜泣き協力体制の作り方」をお伝えしたいと思います。
「主人との上手な夜泣き協力体制」を作る時に、私が考えたのが、
何をどう主人と分担するのか
ということです。
主人も次の日に仕事があるわけですから、夜全く寝ないわけにはいきませんし、何より2人同時に起きていてもどちらかは全くやることがなく無駄、悪くすれば共倒れなんてことも考えられます。
そう考えた私は多くの人の体験談を調べ、分担の仕方には、だいたい3つの方法があることを発見しました。
それが、
(1)曜日分担制
(2)時間分担制
(3)家事・夜泣き対策分担制
です。
まず1つ目が、曜日分担制です。
これは「今日は、あなたね」というように夜泣きをしたときに赤ちゃんをあやす人を決めておく方法です。
この曜日分担制のメリットは、「どちらかが完全にゆっくりと寝れる日を作ることができる」というところにあります。
「1日たりともぐっすり寝られない」
そんな状態だと鬱々としてしまいますが、
「明日は相手に任せてぐっすり眠ることができる」
そんな風に見通しがつくようになるだけで、心がずいぶんと軽くなると思います。「曜日分担制」だからと言って、「月・水・金」はあなたね、というように機械的に決めるというよりは、スケジュールなどを見ながら、「休日だけはパパにお願いしたいな」というように話し合ってみることが重要だと思います。
ただしこの方法は1日ずつとはいえ、どちらかに大きな負担がかかるため、それでお互いが大丈夫なのかをしっかり確認しておくといいでしょう。
2つ目は、時間分担制です。
例えば、10時~2時まではパパがあやして、2時~6時はママがあやすといった具合に、時間ごとに赤ちゃんに付き添う人を変えるということですね。
一晩中泣き続けてしまうタイプの赤ちゃんには、おすすめの方法です。
時間分担制の場合、少しずつとは言え、毎日どちらもしっかり睡眠がとれる時間が確保されているのが①曜日分担制と違うところ。夫婦でどちらのほうがよいか話し合ってみるのもいいかと思います。