1番うれしいのはパパからの共感。なぜ育児は「大変」なのか?のタイトル画像
公開 2015年10月04日  

1番うれしいのはパパからの共感。なぜ育児は「大変」なのか?

522 View

育児をしていると、段々パパとの考え方がすれ違ってゆく気がするのは私だけでしょうか?本当にパパは理解してくれているのかな・・・と不安になることも。そこで、改めてママが思う「育児の大変さ」についてまとめてみました。これからパパになる方もぜひ読んで頂きたいです。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10186008782

育児は「やって当たり前」「できて当たり前」の世界

子どもを産んで思い知ったのは、育児書を読んでも友達から出産話を聞いて知識を得ていても、リアルな産後は想像以上にハードだということ。授乳にも一苦労だし、肩こり、腱鞘炎のオンパレード。



でも一番ツライのはどんなに頑張っても、(例えば授乳を当たり前のようにできるようになっても)それがママとして「当たり前のこと」でしかないということでした。例えば新入社員が一人前に仕事ができるようになったら、きっと上司から褒めてもらえるし、正社員ならボーナスも貰えるでしょう。でもママには・・・そうですね、子どもの笑顔、くらいでしょうか。



しかも、会社員なら最低でも月数回の休日があるのにママは24時間365日休み無し。「私の休みはいつなの?」それがママになってからの私の口癖でした。

子育てとは「約20年後に結果が出る大規模ミッション」?!

仕事だったら、「プロジェクトが成功した」とか「四半期の売り上げが上がった」など具体的な結果・成果を表すことができます。じゃあ育児の結果っていつなんだろう?と考えたら・・・。最終的には成人する20歳?!なんだか気が遠くなってきました。



最近は「二分の一成人式」なども流行っていますし、幼稚園・小学校などの節目もありますが、それでもあくまで「節目」なのです。そんな大規模プロジェクトをママはがむしゃらに毎日対応しているのです。

今の日本の子育てで感じる「プレッシャー」

多くのママは共感できると思いますが「周囲に迷惑をかけてはいけない」というプレッシャーのもと子育てしている方が、現代では非常に多いと思います。



電車内では静かに、靴のままでシートに乗らない、周りの人にぶつからないように、スーパーの商品にむやみに触らない、道路に飛び出さない・・・。普段、子どもにたくさんの事を注意しなければなりません。温かく見守ってくれる方も多いですが、子どもが注意されるとママ自身が否定されている気持ちになります。



現代の子育ては、子どもの評価=ママの評価、という風潮にある気がします。

一番うれしいのは、パパからの「共感」

パパの中には、どこかで「でも結局、仕事より楽でしょ?」って思っている人も多いかもしれません。でもこれを読んで少しは理解してくれたら嬉しいと思います。そして、ママの育児における悩みを一つでも共有し、一緒にがんばってくれるパパが増えてくれたら嬉しいです。

Share!