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子どもの「居場所の選択肢」を増やそう〜話題の鎌倉市図書館のツイートから大人の役割を考える〜(2ページ目)

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先日、鎌倉市図書館の「学校が始まるのが死ぬほどつらい子は図書館へ」というツイートが大変話題となりました。ツイートに集まる共感の声と、子どもたちの命を救う方法について考えました。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10230001144
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子どもたちの自殺者数が新学期を前に多くなるのは、子どもたちがありのままでいられる「居場所の選択肢」が学校や家庭などごく僅かな空間に限られてしまっている事と無関係ではないでしょう。



学校のクラスでの居場所がない・・・。

家庭での親子関係にも不和がある・・・。

他に、安心できる場所や相談先がない。



そうして一つひとつ「居場所」が閉ざされていった結果、最悪の自体が起きているのかも知れません。



例え学校でいじめられていても、何かの理由で学校に行くのが嫌だったとしても、 また、親との関係がうまく言っていなかったとしても、「僕、私には他にも居場所がある」と思えること。



それが『図書館』の様な空間を提供してくれる居場所でもいいし、安心して相談できるたった一人の誰かを知っているだけでもいい。



私たち大人の役割は、「学校に行きたくない」「家にいられない」という子どもたちを元の場所に引き戻すことではなく、鎌倉市図書館のツイートのように、「あなた周りにはこんな居場所もあるんだよ」というメッセージを伝え、その子がありのままでいられる「居場所の選択肢」を増やしてあげることではないでしょうか。

多様な学び方を保障するための法律をつくる動きも

また、「居場所の選択肢」を増やすための動きとして、こうした取り組みもあります。



「多様な学び保障法(仮称)」と言われる法案。



子どもたちが学ぶ場は学校だけに限る必要はなく、フリースクールや家庭での学習も選択肢として認めていこうという動きで、今国会 (2015年)での可決を目指しています。

これまでの不登校児支援では、いかに子どもを学校に連れ戻すかが焦点となってしまっていたケースもあり、子どもたち一人ひとりに合った環境づくりが課題となっていました。



こうした法律があることで、子どもも親も、周囲の大人も、学校にいけなくなってしまったことをネガティブに捉えるのではなく、本人にとってより良い環境を選びやすくなることが期待されています。

親も家庭では弱みを見せて

家庭でできる事として、普段からできる取り組みとしては



・何か問題があった時は、子どもの目線でどう考えているかを聞く

・親も失敗やできないことがあるという「弱み」を見せる





など、親子間の信頼関係を作っておくことがあげられるかと思います。

親が弱みを見せてくれることで、子どもたちにかかっている無意識のプレッシャーを軽減できるかもしれません。



さらに、ここ最近の不調が重なり、ネガティブな発言が増えている等の症状がみられるお子さまがいらっしゃる場合は、新学期が始まるここ数日、以下のポイントに注意してみましょう。



・体調の変化(食事を残す。眠れていない。等)

・携帯を過度に避けるまたは離さない。

・いつもはしない行動を繰り返している。

・トイレからなかなか出てこない





等が一般的に観察すべきポイントと言われています。



その上で、お子さまの対応方法に悩んだ場合は、普段の相談先以外に、以下の相談窓口も頭に入れておいてください。こどもだけでなく、いつもと違う様子に気づいた保護者の相談にものってくれます。



「24時間子供SOSダイヤル」

0570-0-78310(なやみ言(い)おう) 

全ての子どもたちが、自分にあった居場所や相談相手を見つけられるよう、大人にできることはまだまだありそうです。



今回の一連の話題が、より多くの人がこの問題について考える良いきっかけになることを願っています。

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コノビー編集部

Conobie編集部連載では、「個性がのびる、子どもがのびる」をテーマに、スタッフが厳選したコラム・まとめ情報などをお伝えいたします。それぞれの家族が、「我が家...

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