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公開 2015年09月13日  

【出産体験談】陣痛促進剤・バルーンを使用して、36時間の陣痛を乗り越えて出産!

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1人目を出産した時にかかった時間は、36時間という長時間でした。陣痛から促進剤、バルーンを使用しての出産。とても時間がかかったけれど、その間はどうしていたか、どのように進んだのか。私の体験談をご紹介します。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11032005582

これは陣痛?

出産予定日は10月2日でした。臨月に入る頃の健診でも「1人目だし、子宮口も1センチ空いてるけど硬いから予定日は過ぎそうだね。」なんて言われていたので、まだだろうなとのんびり構えていました。



ところが9月17日の就寝時から、張りが引かずに痛みを感じていました。いつもの前駆陣痛にしては長いな~と思いながら寝ようとしましたが、眠れません。なんとなく間隔を測ってみたら12分おきに張りが続いていました。病院に電話して、10分間隔の張りが1時間以上続いたらまた電話してくださいと言われ、そのまま様子をみることにしました。

陣痛だと判明

寝ようとしても、張りが定期的に来るたび冷や汗が出て眠れません。これが陣痛なんだと初めて分かりました。そして張りが来るたびに10分感覚になっていったので、もう1度病院に電話すると、入院の荷物を持って来るように言われました。病院に着いたのは明け方5時頃でした。

陣痛は続くのに子宮口が開かない

病室に通されたあと、陣痛の度合いが分かるモニターをつけました。この時は8分間隔。張りも結構強く、先生にも、午前中には産まれるかな?頑張って!と言われました。ところが、痛い陣痛は続くのに、午前が過ぎても夕方になっても子宮口は1センチのまま。病室や階段を歩くように言われてほとんど歩き回っていました。それでも、夜になっても子宮口は開きませんでした。

陣痛促進剤をすすめられる

私も寝ていないし、赤ちゃんも長い陣痛でお互いに体力が限界になってしまうので、促進剤を使って産みましょうかと先生に提案されました。私は早く産まれて欲しいという一心ですぐに承諾し、促進剤を使いました。促進剤と一緒にバルーンという、子宮口を広げてくれるものを膣に入れます。バルーンは風船のようになっていて、子宮口が開いてくると勝手に落ちるようになっています。

促進剤を使うと1時間足らずで物凄い痛みが来ました。今までの陣痛を痛いと感じていましたが、急激に進んだため、陣痛と気持ちのペースがついていけず苦しかったです。バルーンをつけている痛さは感じませんでした。



昼食を置かれても食べられる余裕がなく、ベッドでのたうち回りました。そして促進剤を使って7時間後、ようやくバルーンが外れました。子宮口も開いてきて赤ちゃんが降りてくるのを待ちましたが、陣痛があまりにも痛くて促進剤を抜きたかったのは忘れられません(笑)

36時間後〜破水して産まれる

あんなに痛くても、破水の瞬間はドバァ~!と温かいお湯が出たのでわかりました。陣痛室ではひたすら戦っていましたが、分娩台に行くと10分もしないで産まれました。話には聞いていましたが、いきんでいい状態になった方が楽です。子宮口7~8センチの時は、いきみたいのにいきんでは駄目と言われることが何よりも辛かったですね。私の子は頭が大きかったみたいで、とても大変でした(笑)

陣痛促進剤での出産体験談

私は長い時間の陣痛の末、促進剤を使用した出産となりました。あの時は長い陣痛の間、私より後から来た妊婦さんがどんどん分娩台へ行く姿を見て悲しかったのを覚えています。



初めての出産は痛いだろうということは分かっていますが、その痛さは未知数です。陣痛促進剤は段違いで陣痛が進むから痛いのでしょうか?私はしばらくあの陣痛が忘れられずにトラウマになることもありましたが、子どもを2人は絶対に欲しかったので2人目も産みました。ですが、2人目は自然分娩でも何も使用せず産まれたので、一人目に比べるとだいぶん楽でした。



そのため、1人目の出産が難産になりそうな場合、また出産が恐い場合でも、産院の先生と相談してよりよい出産になるように考えましょう。生まれた子は天使のように可愛いですもんね。

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