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  6. 旅のしおりを作ろう!〜自閉症っ子との旅行対策から思い出した、旅の楽しみ方〜

旅のしおりを作ろう!〜自閉症っ子との旅行対策から思い出した、旅の楽しみ方〜

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みなさんは、旅行って好きですか?私は大好きです。私にとって旅行の醍醐味とは、はじめての場所、初めての人との出会い。知らなかったことに出会えるワクワク感が、旅をすることの意味でした。そんな私に、「そうでない人がいる」ということを教えてくれたのは、自閉症の息子でした。「はじめて」のことが苦手な息子のために、この夏我が家で工夫したことを、ご紹介します。

出典:http://www.lifehacker.jp/2015/04/20150426packing.html

過去に大失敗!息子がパニックになった旅行

昨年秋のこと。2泊3日の家族旅行へでかけました。ぶどう狩りや水族館、子どもの遊べる美術館など、「子どもが楽しめる場所」をテーマに下調べをし、準備万端という思いで出発した旅行。



しかし、フタを開けてみると、発達障害の長男は、大パニックの連続。行く先々で、奇声を上げる、「行かない!」と拒否、食事は全く手をつけず。家族全員、(いや、次男だけは元気だった…(笑))へとへとになって帰宅したのでした。

「見通しが立たない」ことへの不安

自閉っ子は、「見通しが立たない」ことへの不安が強い場合があります。私にとっての旅行の醍醐味である、「はじめて」との出会い。それは、長男にとっては苦痛以外の何者でもなかったのです。



どこに連れて行かれて、何をするのかもわからない不安。そんな中では、食事だってのどを通らなくて当たり前ですよね。

旅のしおりで視覚支援

その教訓を生かし、この夏、温泉旅行には、「旅のしおり」を作って行きました。今回の旅行は、親戚3家族での旅行。それぞれの親族とは、面識のある長男。しかし、いつも一緒にいない人と、初めての場所へ一泊というのは、家族旅行よりもさらにハードルが高い!事前にできることはないかと考えたとき、思いついたのが「旅のしおり」作りだったのです。



前日に思いついて作ったので、そんなに凝った物ではありません。家にあった厚紙に簡単な旅の行程を書き、旅館やレストランのホームページの写真を印刷して貼っただけ。



一週間ほど前から、親族の写真をみせ、カレンダーで旅行の日にちを確認するという前フリもしておき、旅行前夜、「こんなので効果あるかしら…。」と思いつつも、長男にこの旅のしおりを見せながら、旅行の流れを説明してみました。



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驚くほどの効果!「旅のしおり」がお守りに。

旅行当日。長男に、「1番のドライブだよ。」「次は2番のレストランだよ。」など、しおりに沿った声かけをこまめにするようにしました。



長男は、自分でも移動時などに「次、2番のレストラン!」とつぶやいていました。不安になると、自分のリュックからしおりを取り出し、次の予定を確認する姿も見られました。



そして、大きなパニックなく、1泊2日の旅行を楽しむことができたのです。これは、長男の成長による部分もあったかとは思います。しかし、こんな簡易なものでも、予定を視覚的に示すことで、長男の心の支えとなったことは確かだと思います。

思いがけず、次男にも効果が!

さて、今回のしおりは、自閉症の長男のために作ったのですが、次男もこのしおりを、ちらりちらりと横目で見ておりました。



そして、「今日は大きいお風呂だね!大きいお風呂、入る!」と言ったのです。実は、次男は以前スーパー銭湯に連れて行ったときに、大泣きだったのですが、今回は、楽しんで入ることができました。次男にとっても、「旅のしおり」は旅行をより安心して楽しむために、有効だったのかな、と思います。

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この記事を書いた人

あめのちはれ

はじめまして。あめのちはれと申します。

我が家は4人家族。

長男ハル、4歳。自閉症スペクトラム。

次男ヒロ、2歳。今のところ定型発達。
(あ...

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