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公開 2015年09月10日  

日常生活で手軽にできる♪お尻引き締めエクササイズ

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日本人は、欧米人に比べるとお尻が平坦で、垂れやすかったり引き締まった感じが少ない形をしています。お尻を上げて、立体的で引き締まった形にしたいと思う方は多いと思います。今回は日本人と欧米人の特徴の違いから、理想のヒップに近づけるための方法をご紹介します。


日本人のお尻が平坦な理由は?

日本人は農耕民族で、しゃがみこんで田畑の仕事をする体勢を得意としています。畳に座り、地面に近い位置で作業をしてきた日本人は、体をかがめ、丸めこむために、屈筋群と言って、体の主に前側の筋肉がよく使われ発達しています。それが、猫背やなで肩、ももの張りが日本人に多い要因でもあります。



一方欧米人は狩猟民族で、立ち上がった遠くを見たり走ったりする体勢を得意としています。また椅子の文化でもあり、しゃがみ込むよりも立つ脚や背筋を伸ばすために、伸筋群と言って、身体の主に後ろ側の筋肉がよく使われ発達しています。

それが、立体的に上がったヒップとすらりと伸びたメリハリのある脚が欧米人に多い理由のひとつです。



日本人も、後ろ側の筋肉を使う意識を持って生活やトレーニングをすることで、ヒップアップした引き締まったお尻を目指すことができます。

お尻(後ろ側)の筋肉を使うには

では、お尻やももの裏側など、立体的で引き上がったヒップをつくる体の後ろ側の筋肉は、どんな時に使うのでしょうか。どうやったら使えるのでしょうか。



・立ち上がる、もしくは立っている時

・歩いている時

・ジャンプしたり走ったりしている時



のように、股関節を伸ばす時に、よく使われています。

ただし、膝が曲がったままだと効果的に使われ切れず、ももの前が張ってしまいます。



せっかく立ったり歩いたりしていても、膝が曲がって高い椅子に腰を掛けたような立ち方や、すり足で足を引きずるように歩いていると、もったいないどころか逆効果ですらあります。

座りながらお尻の引き締めはできるか

座っている時は、膝も股関節も曲がったままですから、ヒップアップや引き締めはできないのでしょうか。



確かにヒップの土台となる後ろ側の筋肉は使えませんが、お尻の形を整えるインナーマッスルを鍛えて、

ゆがみを取ったり美尻をつくったりすることはできます。



それではこれから、お尻の土台を作る後ろ側の筋肉と、お尻の形を調整するインナーマッスルをつくる方法、トレーニングをご紹介します。

立体的なお尻の土台となる筋肉をつくるエクササイズ

1.椅子から立ち上がる時、お尻を寄せる・ももとお尻の境目尾締める【写真】。

2.腰高&脚長イメージで歩く。

3.時には大股速足や腰高でジョギングをしてみる。

日常生活で手軽にできる♪お尻引き締めエクササイズの画像1

引き上がり引き締まったお尻を補助する筋肉をつくるエクササイズ

4.立ち上がろうとするイメージでお尻を寄せて座る【写真】。

5.座りながら、両かかとで床を押す(立ち上がる直前のイメージ)。

6.お尻の下に敷いたティッシュペーパーを骨盤底でつかむようにイメージして座る。



どれも、見た目にはただ座っているだけのようにですが、

全て骨盤周りのインナーマッスルを使って姿勢を整え、お尻の形を整えるのに役立ちます。

日常生活で手軽にできる♪お尻引き締めエクササイズの画像2

おわりに

いかがでしたか?全て日常生活中に意識できるエクササイズばかりで、お尻周りの筋肉を総合的に刺激し、引き締めることができます。

プリッと上がったお尻で颯爽と歩く自分の姿をイメージして、楽しく実践してみて下さいね。

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