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1960年代の日本の共働き率は?当時の「育児常識」から今の子育てを見つめなおそう

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1960年代の日本の子育て事情とは、どのようなものだったのでしょうか。共働き率や家事育児分担はどうしていたかなどにスポットを当ててみていくと、当時の常識は現代の常識と異なるものが見えてくるかもしれません。

出典:https://www.pinterest.com/pin/354517801894452285/

1960年代の共働き率とは

1950年代の後半から1970年代前半にかけての約19年間、日本は高度経済成長期でした。それまで農林漁業などで自営業をしていた世帯がほとんどでしたが、企業で正社員として働く世帯が増えてきた時代です。

また、結婚すると退職して専業主婦になる傾向にあった日本ですが、高度経済成長期に伴う労働力不足により、繊維工業や食品製造業などの女性対象求人が増え、それに伴い働く女性たちも増加していきました。

つまり、共働き率が上がったのです。1955年には結婚している女性雇用者は、全体の女性雇用者の20.9%でしたが、1964年には38.6%にまでアップ。そして2011年は57.5%となっています。

仕事にやりがいを感じながらも退職せざるをえないというジレンマを抱える女性が増えたのもこの時期である。

仕事復帰の時期は、子育てが一段落した 30 代後半頃がもっとも一般的で、子どもの教育費、住宅資金、老後の備え等家計の補填が主な理由となっていた。

1960年代の家事育児分担

1960年代の家庭では、家事育児分担をどうしていたのでしょうか。

「仕事と生活の調和レポート2014」によると、夫の1日における家事育児関連時間は、1時間7分、うち育児の時間は39分となっています。アメリカでは家事育児に2時間58分(育児は1時間17分)、スウェーデンは3時間21分(育児は1時間7分)など、海外の数値を見ると、日本の夫の家事育児分担時間が少ないことが分かります。

共働き世帯では家事は約2割、育児は約3割の夫が行っていたことから、ほとんどの家庭で家事育児は妻の仕事だったことが分かります。

1960年代では、約8割の男女が「夫は外で働いて妻は家庭を守るべき」と答えています。子どもができても妻が仕事を仕事を続けるべきだと答えた人は、11.5%しかいませんでした。このことから、現代よりもさらに、家事育児の負担が女性にかかっていたと考えられます。

1960年代の子育て事情

1960年代、多くの家庭で見られたのが、母親が子どもおんぶしたり、添い寝したりする姿。

おんぶすることで、両手があくため、子守りをしながら家事や仕事ができます。長時間のおんぶは、子どもの身体に負担をかける可能性がありますが、ママの温もりを感じられるコミュニケーションにもなっていたようです。

都心では4歳前後、地方の農村部では8~9歳前後までそうした肌のふれあいが行われていたそうですから、現代に比べると子どもと身体的接触をする時間が長かったことが分かります。

ただし、特に1960年代前半は、地域によってはまだまだ貧困が続いていたため、子育てよりも労働が優先されていた事実もあり、体的接触はあっても、子どもとゆっくり話したり遊んだりする時間は現代とくらべて多かったのかどうかはわかりません。

1960年代の現代の子育てを比較すると、どちらにも良いところが見えてきますね。

物質的に豊かで、夫の意識が変わり協力してくれるようになったとはいえ、国際的に見てみると、政策の遅れも指摘される日本。
子育てや家事の在り方について、夫婦でしっかり話し合い、選挙や地域の活動等を通じて、自分たちで子育てしやすい社会をつくっていく必要がありますね。

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この記事を書いた人

R&Oママ

女の子と男の子の2人のママです。
大変なことも多いけれど、子どもたちと一緒に過ごせる毎日を育休の間満喫しています♪産後のダイエットに励んでいますが、なかなか体...

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