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公開 2015年10月26日  

気になる小学校入学準備!幼児に「数」を教える方法、4ステップ!

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幼児へ数を教えるときに、いきなりドリルなどを出してもあまり意味がありません。数の概念を育てていくためには、生活の中で楽しみながら「数える」ことが大切です。ではどのような教え方がいいのでしょうか?


まずは数を数えさせる

子どもに数を教えようと考えると難しそうですが、子どもは生活の中で自然に数を覚えて行くことが多いものです。

子どもが最初に興味を持つのは、自分の歳。「○○くんはいくつ?」「△才!」とやっているうちに、少しずつ数というものがわかってきます。おやつを食べるときに「ひとつね」などと声をかけて一緒に並べたり、お手伝いのときに「トマトをふたつ取ってね」と言ってみたり。手の指を折りながら、ひとつ、ふたつと数え方も教えてあげましょう。お風呂に入って一緒に10数えるというのもよくやるのではないでしょうか。

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数えながら並べる

数えるには、同じ種類をまとめることが必要です。生活の中で「ブロックだけこっちに片付けようね」というような声掛けをして、仲間ごとにまとめることを覚えていきましょう。同じ種類のものはどれか考える、仲間集めの遊びもおすすめです。

おやつのときに「みんなに3つずつ配ってね」と言って、一緒に数えながら配ってたり、「4人だからお皿が4枚」などと数えながらお手伝いしたりというのもいいですね。

数に触れているうちにだんだん数字に興味を持ち、階段やおもちゃなどいろいろなものを遊びながら数えるようになっていきます。

何の事はなく、ただ単にラムネをあげるときに、数を指定してあげてるだけなんですけど。

「おかあさん。たべる?」

「ちょうだい。」

「なんこ?」

「じゃあ、3こちょうだい」

並べてみたら、4こだった

「指で、かぞえてみなよ」

「いち、に、さん、・・・し!!」

と、たのしそうでした。

どちらが多いか比べてみる

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3歳くらいの子どもは、まだ「いっぱい」か「少し」という量でものを比べています。そのため、数を数えられるようになってきても、たぶん幼児はまだどちらが大きい数かということはわかりません。

「同じ種類のお菓子が3つずつ」というように、同じ数がわかるようになると、そのうちに、1人だけお菓子が多いお皿があると「ひとつ多い!ずるい!」ということもわかってきます。「お菓子が4つと5つのお皿、こっちがひとつ多いね」と言って、一緒に数えてみるのもよいのではないでしょうか。

目に入ったものを、いくつあるかな?と一言かけることで。

物を数えるということを習慣化できて。楽しんでくれたり。

どっちが多いのかな?の一言で。

数えて比べる、ということがだんだんできるようになってきたり。

数字を読んでみる

数がなにか少しずつ理解してきたら、数字を読むことを教えてみましょう。文字を読むということに興味を持ち始める頃がチャンスです。

まずは、1、2、3あたりから。エレベーターに乗るときに「2を押してね」と言ったり、テレビのリモコンを使ったり、生活の中に出てくる数字を一緒に読んでみましょう。数字が出てくる絵本を一緒に読んでもいいですね。

小学校に入るまでに、12までの数字が読めるようになっているといいといわれています。これは、時計の数字が12までだから。「3時になったらおやつね」などと、一緒に時計を読む練習をするのもおすすめです。

遊びながら、生活しながら楽しんで数字に触れることで、数の理解を深めていく下準備ができます。、「合わせるといくつ?」「分けるとどうなる?」というように、小学生の足し算や分数にもつながっていくのでぜひやってみてください。

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