子育てが始まって14年強、関東、東北、北海道の5つの土地を経験してきた我が家。その間、家族も増えました。そしてこのたび、北海道函館市から東京へ、3年ぶりに、3歳~中2まで5人の子どもたちを連れて大移動しました。
子ども連れの引っ越しでは、何が一番悩みどころでしょうか。これは、子どもの成長、家族の増加に伴って色々変わっていきます。
子どもが乳幼児の場合は、荷造り作業、引っ越し当日の荷物出し、引っ越し先での荷物搬入の際などに、小さな子がいると作業がはかどりませんし、子どもにとってもストレスが小さくないので、身内、友人のほか、ファミリサポートセンター、一時保育など預け先を確保しておくと安心です。
保育園や幼稚園に通っている場合には、引っ越し後の転園先のリサーチも必要です。転園先がスムーズに見つかるかどうかが、母親の仕事継続や生活環境にも大きな影響を与えます。
小学校以上になると出てくるのが、転校の問題。やはり子どもになるべく転校の寂しさやストレスを経験させたくないという気持ちから、このあたりから家族帯同ではなく単身赴任を選択するケースも増えてきます。
色々悩んだ末の引っ越し、家族みんなで元気に乗り切りたいですね! 我が家が引っ越しを繰り返す中で感じたこと、気をつけてきたことを綴ってみます。
子連れの引っ越しは大変!引っ越しの時に子どもの生活で気をつけたいポイントは?
2,119 View子育て中に家族での引っ越しが必要になることがあります。お子さんが小さいうちは、転勤のたびに家族で移動するというご家庭もあるでしょう。そんな引っ越しを何度も経験してきた我が家が、引っ越し前後の子どもの生活面で気をつけたことをご紹介します。
出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28208001462子連れでの引っ越し、何が悩みどころ?
乳幼児は特に注意、引っ越し前後の生活リズムの乱れ
引っ越し直前は食器や調理器具も段ボールに詰めていくので、食事が簡単になったり外食や買ってきたものが増えたりします。普段のおうちのごはんと変わると食欲が落ちる子もいるかもしれません。我が家でも軽く便秘気味になる子がいました。特に乳幼児は不調をはっきり訴えることができないので、体調には注意してあげたいですね。
トイレトレーニングなどが振りだしに戻ってしまっても、気にしない! この時期は親子ともに環境変化によるストレスも大きいので、笑顔で元気に過ごせることが一番です。
意外と盲点になりがちなのが、歯みがき。虫歯予防だけでなく歯肉炎防止にも大切ですが、バタバタと引っ越し準備をしていると、おろそかになりがちなことも。就寝前の歯みがきだけはしっかりしてあげたり、小学校低学年の子には仕上げ磨きをしたり、それ以上の子には「歯みがきした?」と声をかけていました。
できるかぎり普段通りの生活、そして思い出づくりも
引っ越しという大きな生活環境の変化を迎える中で、子どもたちにはなるべく普段通りの生活、友人たちとの時間を楽しんでほしいと私は感じていました。習い事なども引っ越し直前まで通い、試合出場などチャンスをいただいた場合は直前まで参加させてもらいました。
仲の良かったお友だちに自宅に遊びに来てもらい、素敵なおもてなしはできないけれど、ご飯を一緒に食べてもらって遊ぶという機会も作りました。中学生の子どものクラスや部活で送別会や遊びにいく機会を作っていただけたこともありました。
小学校高学年ぐらいから中学生になると、家族への思いとはまた違って、友だちという存在が非常に大きくなってきます。友人たちとの時間が、今後の生活への励みにもなってくれると思います。
子育てを通したつながりは本当に心強い
子どもたちも仲間たちに支えられた函館での3年間でしたが、親にとっても、子育ての苦楽をともにした間柄というのは、非常に心強さを感じるつながりでした。
今回の北海道→東京の移動は、夜に青森までフェリーで行き、翌日車で東京まで下ったのですが、フェリーが出発する港には、たくさんのお友だちが来て車が乗船するまで見守ってくれました。引っ越しは寂しいものですが、そんなみんなのおかげで最後の最後まで笑顔で函館を去ることができました。これは家族全員にとって、新生活に向けてのエネルギーとなりました。
東京では元々住んでいた地域に住むので、つながりもあり、とても心強く思います。今後も地域のつながりの中で、家族みんなで成長していけたらいいなあ感じています。
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