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公開 2015年10月23日  

子どもへの愛情伝わっていますか?ギュッと抱きしめる子育て 4つのメリット

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毎日忙しく余裕のない時間を過ごして、子どもとのコミュニケーションをおろそかにしてしまっていませんか。赤ちゃんは泣いているときでも、ママが抱っこすると泣き止みますね。子どもはパパママにギュッと抱きしめてもらうのが大好き!抱きしめる子育てによる子どもへのメリットとは何でしょうか。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11017017248

抱きしめることで、愛していることを伝えられる

ママにギュッと抱きしめられると、子どもは愛されていると実感します。ママは、子どもを抱きしめることによって、愛情を伝えることができ、親子の距離を縮め絆を強くすることができます。特に、乳幼児期から抱きしめて育てましょう。子どもにやさしく触れることで、子どもの精神を安定させ、愛情が伝わるというメリットを生みます。

言葉では伝わらない年齢ですから、肌と肌が触れ合うということが、安心感を生む大切な要素ですね。ギュッと抱き締められると、どんな子どもでもうれしいものです。その時、大切なのはママの心がきちんと子どもに向いていること。抱っこは肌と肌の触れ合いであり、気持ちの通じ合いでなければいけないからです。体が密着して、その中で"いとおしい"という心が通じることが大事です。

抱きしめることで、安心感を与えられる

泣いている赤ちゃんがママに抱かれると泣き止みますが、それだけママの胸は安心感のある場所なんですね。不安を感じていたり、プレッシャーに震えていたりしたら、ギュッと抱きしめてあげましょう。それだけで安心感を抱き、不安な気持ちが落ち着きます。

特に、叱った後はギュッと抱きしめましょう。子育てにおいて叱る場面はどうしても出てくるでしょう。そんなときは、叱られて不安になっている子どもをギュッと抱きしめてください。それによって、自分を嫌いで叱っているのではないと理解することができ、安心感を抱くことができるようになります。

抱きしめることで、子どもがストレスに強くなる

ママが子どもを抱きしめることで、「愛情ホルモン」や「幸せホルモン」といわれる「オキシトシン」が脳内に分泌されます。「オキシトシン」はストレスホルモンの血中濃度を下げて、ストレスを軽減させてくれます。安心や信頼などの気分を高める効果を産み、ストレスに負けない子どもにしてくれます。

また、子どもと触れ合うことで「プロラクチン」というホルモンも分泌されます。このホルモンは、精神力や免疫力、筋力などをアップさせることができるので、子どもを心身共に強くするというメリットが期待できます。

抱きしめることで、闘争ホルモンを抑えることができる

人は身を守るために、強い刺激に対しては「闘争ホルモン」といわれる「カテコールアミン」の分泌を増加させます。「カテコールアミン」の分泌を放置していると、子どもの体の成長を妨げることになってしまいます。

パパママが子どもをギュッと抱きしめることで精神の安定を得られますが、闘争ホルモンを抑制し、ストレスや刺激から身を守るというメリットもあります。

軽く触れる事により副腎髄質からのカテコールアミンを抑制しますが、強い刺激では逆にカテコールアミンを増加させます。



カテコールアミンは別名”闘争ホルモン”とも呼ばれています。

子どもにやさしく触れることで、子どもはこの闘争ホルモンを刺激されることなく安心して成長することになります。

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