「人生で必要なことはすべて幼稚園の砂場で学んだ」大切な幼稚園選びはココをおさえよう！

有名なロバート・フルガム著、ベストセラーのタイトルにもあるように、幼いころに過ごす場所というのは、子どもにとっても大事な場所になるでしょう。

そのため、我が子の幼稚園、何を基準に選んで決めればいいの？そう悩む親御さんも多いのではないでしょうか。

一番大事なポイントは、「我が家の教育方針に合っているかどうか」。
これにつきるでしょう。

そのため、まずは幼稚園の掲げる教育方針を見てみましょう。

保育園の所管は厚生労働省ですが、幼稚園は文部科学省。幼稚園は小学校入学前の子どもの「教育施設」であることが分かります。

ただし、各園の教育方針は千差万別。文字、計算、英語など知育中心の幼稚園もあれば、外遊びを多く取り入れ、子どもがのびのびと過ごせる幼稚園、宗教教育にもとづいた人格形成に力を入れる幼稚園などもあります。

いずれにしても、ママパパが持つ価値観とうまく合致する幼稚園を選ぶことが大切です。

園の方針に同意できれば、先生方とのコミュニケーションも取りやすくなりますね。

また、「まだ教育方針なんて、分からない…」そんなパパママは、この機会に「どんな教育を大事にしたいか？」「どのように子どもに成長していってほしいか？」などテーマを決めて話し合う機会にしてみるのも良いでしょう。

幼稚園での過ごし方も大切ですが、「幼稚園に通うこと」そのものが家族の日常生活の一部として、すんなり溶け込めるかどうかも想像してみましょう。その中で、子どもやママパパにとって通園のしやすさは大切な要素です。

通園方法としては、「徒歩」「自転車」「自家用車」「通園バス」などがあり、幼稚園や園によっても様々。

例えば幼稚園まで送り迎えをしてくれる園のバスは便利ですが、園によっては利用料金が高額だったり、また自宅からバスの停車場までが遠い場合はかえって時間がかかることも。無理なく通える手段を選択しましょう。

最近は、働くママの増加を受けて、延長保育サービスに力を入れている園もあります。延長時間や費用も忘れずチェックしておきましょう。

園児たちの大きな楽しみの一つである、みんなと食べるお昼ごはん。完全給食、週の半分はお弁当、毎日お弁当、などこちらも幼稚園によって様々です。

お料理好きのママなら、流行りのキャラ弁などを作って子どもを喜ばせるのも楽しみの一つ。お仕事を持っているママの中には、毎日のお弁当作りはしんどいなぁと考える人もいるでしょう。

どちらにしても、ママが笑顔で続けられる方法を選びましょう。

入園式から始まって、七夕まつり、遠足に運動会、お遊戯会と幼稚園の行事は目白押し。子どもが楽しんで参加するのを見るのは嬉しいものです。

ただし、幼稚園の方針によっては、ママの参加が必須だったり、協力しなくてはいけない回数が多かったりすることも。そういったことが苦手だったり、仕事の都合で参加が難しいママは、忘れずにチェックしておきましょう。


子どもが生まれて初めて社会生活を送る場所となる幼稚園。

人生で大事なことを学べるような素晴らしい幼稚園に入り、多くの人と素敵な出会いをするためにも、ポイントを絞って、じっくり幼稚園選びをしてくださいね！