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公開 2015年09月15日  

ドイツで学んだ生活の知恵「整理整頓は、人生の半分である」

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ドイツの暮らしがスタートして、まず驚いたのが、どこの家もいつも整理整頓されていて、部屋中美しく磨き込まれていることでした。どの家の窓もぴかぴかだし、窓際や玄関などどこも美しい花が咲いていました。「こぎれいな住まいは、人をあらわす」と言うことがドイツでは言われています。ドイツで学んだ生活の知恵をお伝えします。


ドイツでは、どこの家もいつも整理整頓されていて、部屋中美しく磨き込まれています!

ドイツハンブルクの暮らしがスタートして、まず驚いたのが、どこの家もいつも整理整頓されていて、部屋中美しく磨き込まれていることでした。どの家の窓もぴかぴかだし、窓際や玄関などどこも美しい花が咲いていました。「こぎれいな住まいは、人をあらわす」と言うことがドイツでは言われています。



散歩好きなドイツ人は、歩きながらよその家のたたずまいを観察しているようです。窓辺、庭、バルコニーに至るまで、他人の厳しい目にさらされていることを意識しているのがドイツ人です。



「郷に入れば、郷に従え」私も家・玄関・庭などをできるだけきれいに保つように、まわりのドイツ人を見習いながら、家事をやっていました。ドイツの生活の中で学んだ生活の知恵をお知らせしていきます。

気づいたときに「今すぐ」やれば、いつもお部屋も心もぴかっぴか!!

ドイツの家庭は、どこへ突然伺ってもすごくきれいなのです。ドイツ人の友達から、ちょっとお茶でもと誘われておうちに行ったら、整理整頓がしっかりなされていて、すごく秩序があってきれいなのです。無駄なものがないというか、とても居心地がよいのです。



ドイツ人の友達と一緒に過ごしたことがあるのですが、いつもきれいに部屋を保つポイントはただ一つ。「気づいたときに、すぐに掃除をする。」ということです。



料理をした後、レンジ台が汚れたら、さっと拭きます。お鍋は熱いうちに洗います。汚れを発見したら、すぐに拭きます。気づいたときにすぐに拭けば、10秒もかかりません。「あとで」と思って、そのまま汚れを放置しておくと、きれいにするには時間がかかります。何事も気がついた時に「今すぐ」行動することが大切なようです。

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秋になると、シンデレラなどに出てくる赤のプチプチキノコがでてきました!

整理整頓は心の掃除にもつながります!

ドイツには、「整理整頓は、人生の半分である」ということわざがあります。日頃から整理整頓に心がけていれば、それが生活や仕事に規律と秩序をもたらします。だから、”整理整頓は人生の半分といえるくらい大切なのだ。”という意味です。私もこのことわざに賛成です。



ドイツ人は、人を家庭に招くのが大好きです。私も時々ドイツ人の友達の家に招かれました。どの家もきれいに整頓されていて、本当にびっくりしました。



ドイツ人の友達に「いつも掃除にどれくらい時間をかけているの?」とたずねると、「毎日15分くらいね。」という返事でした。長時間のだらだら掃除は決してしません。その日のスケジュールに合わせて、掃除する部屋、時間を決めて、行います。時間の使い方が上手で、ムダな動きがありません。



掃除上手な友達には、共通点がありました。



(1)掃除しやすいように、部屋をいつも片付けている。

(2)汚れる前に掃除をする

(3)汚れたら、その場でさっと掃除する。



私がやっていく掃除の工夫をご紹介します。



・雨の降った翌日の窓ガラスふき

 私は新聞紙を使って、ガラスをふきます。すごくきれいになりますよ!

・トイレを使用したあと、ブラシで便器の内側を掃除する

・洗面所を使ったら、いつも掃除用においてあるミニタオルなどで一拭きする

・調理と掃除は同時進行する。

・汚れたプライパンや鍋などは、熱いうちにさっと洗う



”気づいたらその場でさっと掃除する”というのが、一番らくな掃除方法のようです。整理整頓されていると、心もすっきりします。私は自分の心がモヤモヤしているときこそ、体を動かして、整理整頓するようにしてます。

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