我が子が通っていたハンブルク日本人学校は、ハンブルクでも有名なミヒャエル教会でおこなわれる子ども合唱祭に参加していました。このミヒャエル子ども合唱祭には、ハンブルク近郊の学校、合唱団などが応募し、テープ審査をうけ合格すると出場できます。
今回は、小学校、ギムナジウム(ドイツの中学校・高校にあたる進学コースの学校)・地域の合唱団など、九組参加していました。
まず驚いたのは、司会者が自らライブのステージに立っているかのように、進行していたことです。NHKの合唱コンクールみたいに、「ただ今より子ども合唱祭を始めます。」という儀式的な雰囲気はありません。歌を歌い出して、観客に振り付けを教え、最後には、観客といった一体となって盛り上がっていくという感じでした。どこの合唱団も大変個性的でした。
ある合唱団は、指揮者はなく、先生がギターやドラムをたたいて、それにあわせて子ども達は好きに体を動かして、とても楽しそうに歌っていました。あるギムナジウムの合唱団は、指揮者の先生が自ら踊り出し、観客に手拍子を求めたりしていました。ドイツの合唱団は、全体としてはまとまってはいないけれど、一人一人が生き生きと楽しんで歌っているという印象を受けました。
日本人学校は、ドイツ語と日本語でで「Muß i denn」「森の音楽隊」「ビリーブ」を歌いました。日本人学校の子ども達は、指揮者をしっかり見て、美しく整列して、よい姿勢で歌っていました。服も、上は白、下は黒と統一されていたので、見た目もすっきりしていました。
出演後、隣に座っていたドイツ人の方から、「すばらしい。とっても美しかった。」とほめていただきました。ドイツ人の友達から、「日本人は礼儀正しいわね」ということを言われたことがありますが、合唱祭をみても、はやり日本人は「礼儀正しい!」と感じました。
ドイツで生活したからこそわかった!日本とドイツの子育て教育事情の違い

ドイツハンブルクで3年間生活しました。日本とドイツでは、使っている言語も違うし、文化も教育事情も違います。住んでいたからこそわかった日本とドイツの教育事情の違いをお伝えします。
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