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公開 2015年09月17日  

子どものやる気を引き出す3つのコツとは?

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あなたはどんな時にやる気がでますか?人にほめられたとき、自分が努力していたことの成果があらわれたとき、何か欲しかったものが手に入ったとき、愛する人と一緒にいるとき、様々だと思います。しかし、人間として「やる気のたね」は共通しているような気がします。そこで今回は子どものやる気を引き出す


「やる気のたね」は?

あなたはどんな時にやる気がでますか?



・人にほめられたときですか?

・自分が努力していたことの成果があらわれたときですか?

・何か欲しかったものが手に入ったときですか?

・愛する人と一緒にいるときですか?



やる気が出る状況は人によって違います。しかし、人間として「やる気のたね」は共通しているような気がします。



*自分の存在価値が認められたとき

*人の役に立ったとき



私はこの2つが「やる気のたね」になっているように思います。私は人と接するとき、相手の自己肯定感・自尊心が高まるような声かけをするように心かげています。



子どもをほめるときも、「私はあなたが~してくれて、とても助かったわ。ありがとう」「あなたのがんばりを見ていたら、私まで元気になったよ。ありがとう」というように、相手の行為によって、私がどう感じたかを伝えるようにしています。



本当のやる気は、自分自身の中から湧いてくるものです。「やる気のたね」は自分自身の中にあるのです。ぜひ人と接するとき、相手のやる気の種が芽をでるような言葉かけをしてみてくださいね。

やる気アップのコツその1!励まし、ほめる

子どものやる気を引き出す最も効果的な方法は、「励まし、ほめる」こと。子どもの言動を肯定的にとらえることが大切です。



「逆上がりができるようになったよ!」と子どもが勢いよく帰ってきたとき、 即座に「スゴイ!よく頑張ったね。」といえるかどうかです。



かけ算九九ができない子なら、まず2の段を教えてあげます。1つでも覚えたら、「そうそう、その調子」と明るく声を掛けましょう。「二の段だけでもやっておきなさいよ。」と突き放してしまったら、いつまでたっても状態は好転しないと感じています。どんなときも、最後まで見届けてフォローすることが大切です。



子どもを大きく育てるには、努力に対しては必ず「ほめ」、失敗には「励まし」が必要。自分ががんばったなと思っていることをほめられるとうれしいし、やる気もアップしますよ。

やる気アップのコツその2!「~のために」と趣意を説明する

日常生活の中で、子どもにあれこれ指示をすることが多と思いますが、次々と指示を発していると、子どもはうんざりしていきますし、指示を的確に受け取れなくなってしまいます。



これを防ぐには、「掃除をしなさい」と言うのではなく、「お部屋をきれいにするために、ゴミを拾うようにしましょう」というように、「その理由やなぜそうするのかという理由」を伝えることが大切です。



「~のために」がぬけていると、単なる命令になってしまいます。また、子ども自身も言われなければ何もできない状態になりやすい指示待ち人間になってしまいます。「~しなさい」というときに、「~のために」「~なのだから」とつけたすことによって、言う方も冷静になります。



ぜひ子どもに何か言うときに、「~のために」と趣意説明を付け加えてみて下さい。

(参考文献) 向山式「勉強のコツ」がよく分かる本 向山洋一著 PHP

やる気アップのコツその3!KISSを意識しよう!

子ども達に何かを伝えるときには、ぜひ「KISS」を意識してください。KISSとは『Keep It Short Simple!(短く、シンプルに!)』の頭文字。



つい私たち母親は、子ども達に一度にいくつも伝えてしまう傾向があります。でも、そんなにたくさん言われても、子どもとしてはどうしていいか判りませんよね。子どもになにかを伝える時は、KISSというフレーズを思い出し、短くシンプルに伝えるようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか?



子どものやる気を引き出すコツ。ぜひお試しくださいね♪

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