子どもが生まれる前は、我が子というのは、いつでも無条件に可愛いものだと思っていました。でも実際に産んでみると、毎日そんなふうに思えないこともしばしば…そんなお母さん多いのではないでしょうか。
自分の子どもをついネガティブに捉えてしまって心配になったり…
子どもの言動にイライラとしてしまったり…
そういう自分に落ち込んでしまうという悪循環に陥ってしまうことも。
お母さんだって人間ですから、毎日はポジティブにはいられませんが、できるだけポジティブに毎日を過ごしたい!そうすることが子どもにとっても1番のプレゼントのはず。
今日は、そんな思いを持つお母さんにこそ知ってほしい「子育てポジティブ変換表」についてお伝えしたいと思います。
人見知り…ではなく●●が分かる賢い子!「ポジティブ変換表」で子どもの長所を見つけよう!
50,275 Viewどうしても我が子のネガティブな面が見えてしまう、子どもの言動にイライラしてしまう…今日はそんなお母さんに知ってもらいたい「子育てポジティブ変換表」をお伝えします。
子どもの悪いところに目がいってしまう…
なぜ子どもをネガティブに見てしまうのか
そもそも、子どもをネガティブに見てしまったり、子どもの言動にイライラしてしまうのはなぜなのでしょうか。
それは、知らず知らずのうちに、お母さんが子どもを見る視点が一方向からにかたよりがちになってしまうからだと考えられます。
例えば、私の娘はとても人見知りでした。知らない人が近づいてくると顔がこわばって固まってしまったり、知らない場所に連れて行けば座り込んでしまったり…。自分自身も人見知りでとても苦労したことから、「この子は大丈夫かな…」と、ことあるごとに心配になっていました。
しかし、そんな娘や私を見て言葉をかけてくれたのが義父でした。
「この子は賢いね。こんなに小さくても自分が信頼できる人や場所を分かっているんだね。」
この言葉を聞いて、すっと心が軽くなったのを覚えています。それと同時に、娘を「人見知り」という一つの見方から見ていて、義父のようにポジティブな見方をできていなかった自分に気づいたのです。
子育てに一生懸命で、子どものことを大切に考えているからこそ、ついつい心配してしまう。すると、お母さんの子どもを見る視点はひとつに固まってしまいがちなのではないか。そう思った私は、それから「子どもを違う目線から見る」ということを心がけるようになりました。
子どもをポジティブに見るための「子育てポジティブ変換表」
とはいえ、自分の見方を変えるのは難しいこと。そんなときに使いたいのがこちらの「子育てポジティブ変換表」。
これは、子どもの見方がかたよってしまいがちなお母さんが見て、自分の見方を見直したり、考え直したりするときに使うものです。
例えば、
「人見知り」ではなく「自分の世界を持っている」
「大人しい」ではなく「落ち着いて相手や場所を観察できる」
「我が強い」ではなく「自分の意見をしっかり持つことができる」
「言うことを聞かない」ではなく「自分で考えるのが好き、得意」
こういった調子で、子どもをポジティブに見ることをサポートしてくれます。
子どもをポジティブに捉えることで、注意の仕方も変わる
とはいえ、このポジティブ変換表を使って常に子どもの行動すべてをまるごと認めてあげることがよいわけではありません。
例えば、「けんかっぱやい」だったら、相手の子を傷つけないように、そしてしっかりと社会生活を送ることができるようになるために、やってはいけないことをしっかりと伝える必要があります。
しかし、「なんですぐに手を出すの!いいかげんにしなさい!」と頭ごなしに怒ってしまうと、子どももつい反発してしまうと思います。
でも、「感情表現が得意」という子どものポジティブな面を認めたうえであれば、
「●●くんが~~したいっていう気持ちがあることは分かったよ。そうやって思ったことを伝えたかったんだよね。でもね…」
というようにワンクッション置いた上で、直すべき点を伝えることができます。このワンクッションは子どもが素直に言われたことを受け入れるためにとても重要なことだと感じています。
お母さん自身のストレスや心配を減らすためにも、そして子どものためにも、ポジティブな面から子どもをとらえることは多くのよい点があると考えられます。
子どもを色々な方面から見てくれる大人を増やすことも大切
また変換表だけでは、子どものよいところを見つけるためには不十分。だからこそ、私がもうひとつ心がけているのは、「子どものポジティブな面を見つけてくれる人を身の回りに増やすこと」です。
人の数だけ見方があるからこそ、子どもに関わる人が多ければ多いほど、その子の見方が広がります。時にはお母さんが考えもしなかった方向から子どものことを見てくれ、声をかけてくれるかもしれません。そんな声かけこそが子どもにとっては宝物。
だからこそ、できるだけ多くの人と子どもが接することができる環境をつくりたいなと、そんな風に思っています。
いかがでしたか?
子どもが自分自身に自信を持つためにも、ぜひポジティブに子どもを捉えるということを考えてもらえればいいなと思います。
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