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お腹の赤ちゃんが逆子だと言われたら?助産師が伝える逆子の予防対策

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逆子になるとどんな影響があるのでしょうか?逆子の予防と対策についてお伝えします。逆子の場合、帝王切開での出産になることをご存知ですか?

逆子でも問題はない?

逆子でも、大きな問題はありません。私自身、逆子で産ました。母のお腹でスクスク育ち、元気に産まれ、こうやって助産師をしています。ほとんどの逆子の赤ちゃんは、元気に産まれます。問題になるとしたら『産まれ方』なんです。



昔は、逆子であっても経膣分娩が主流でした。いわゆる、下から産まれるということです。今は、逆子の場合は安全を期して、最初から予定された帝王切開が主流となっています。帝王切開という技術が普及したおかげで、経膣分娩をすることで元気に産まれることが出来なかった赤ちゃんも、元気に産まれてくることができるようになりました。



そして、一度帝王切開をされた方は、次のお産も帝王切開を行うということが、現在の主流になりつつあります。例えば、1人目で帝王切開をした場合、2人目も経膣分娩ではなく帝王切開することが多いのです。特に個人病院では経膣分娩が行われないことが多いでしょう。



帝王切開でも安全に産まれるのなら、それでいいじゃないと思われるかもしれません。ですが、帝王切開で産まれることは、赤ちゃんにとって少し負担になります。赤ちゃんは、陣痛を全身で感じて産まれる覚悟をし、産道で圧迫されることで呼吸の準備をします。それがない帝王切開では、赤ちゃんは前触れなく準備もできずに産まれてくることになるため、産まれてしばらくの間、呼吸が不安定になることがあります。

逆子の対策を始める時期は?

『逆子ですね』と言われると、どう思うでしょうか?



言われた時の妊娠週数によるかもしれませんね。妊娠26週頃に言われても、まだまだ実感が湧かないことでしょう。その頃は、2週間に1回の健診。次は28週。まだまだね。次は30週。まだ逆子!?いったいいつになったら頭が下になるの!?そして、ようやく焦る…というパターンでしょうか。



逆子だから悪い、というわけではありません。逆子になっている赤ちゃんには、赤ちゃんなりの理由があるのです。その理由が何なのか、それはわかりません。ただ、ママが赤ちゃんの気持ちに寄り添って、『もしかしたらこういう理由で逆子なのかもしれない、もしそうなら、頭が下になっても快適に過ごせるように頑張ってみよう』そう感じて行動することが大切なのかな、と思います。



先日、ICMという助産師の国際学会で、助産師であり鍼灸師である方が発表されていました。『妊娠31週までに鍼灸を開始した場合、80%以上の確率で逆子が戻ります。しかし、妊娠32週以降になると、50%以下になってしまうのです。ですから、できるだけ早く、逆子対策のケアを始めたほうが良いのです。』



鍼灸に限らず、逆子を戻すための体操や温めなど、色々あります。取り入れやすいもので良いので、早目に取り入れてケアをしていきましょう。

逆子の予防も大切です

逆子は冷えから来ることも多いです。ですから、元々冷え症の方は、逆子になる可能性もある、と思って対策をとってもらうといいですね。



そして、逆子かどうかはママ自身で感じてほしいと思っています。多くの方は、妊婦健診で逆子と診断されます。ただ、妊婦健診は長い妊娠生活のほんの一点でしかないことをご理解ください。妊婦健診の時に、超音波で赤ちゃんの様子を見ていて、『逆子だね~』『えっ!?』と言ってると、グルンと回って頭が下になることもあります。それくらい、赤ちゃんは活発に動き回っているのです。妊婦健診と妊婦健診の間、赤ちゃんは逆子なのでしょうか?頭が下なのでしょうか?



おなかの中は見えないし、赤ちゃんがどんな体勢かわからない!!と思っている方、おなかの赤ちゃんを想像してみてください。おなかの形から、手足が動いている場所から、おなかを触ってみた硬さから。赤ちゃんがどんな体勢になっているか、想像してみるんです。



私たち助産師は、おなかを触って赤ちゃんの体勢を確認します。頭の位置、背中の位置、おしりの位置。おおまかにこの3つが確認できれば、赤ちゃんの体勢は想像できます。たくさんの妊婦さんのおなかを触り続けて、わかるようになりました。



妊婦さんは、毎日、朝昼晩と3回触れば、10日で30回触るんです。しかも、触るだけでなく感じることができるんです。自分のおなかの中で、赤ちゃんがどんな体勢でいるのか、そこに気持ちを寄せるだけで、見えてくるものはたくさんあることでしょう。



赤ちゃんがどんな気持ちで、どんな姿勢で毎日を過ごしているのか、少し寄り添ってみてください。そうすると、逆子なのかどうなのかも見えてくるかもしれません。

逆子だとわかった時の対策

*冷やさない・温める

*腹帯や骨盤ベルトなどで赤ちゃんが下がらないようにする

*深い呼吸をして肺を動かす

*鍼灸を行う

*逆子体操を行う

*便秘対策を行う



いかがでしょうか?逆子の妊婦のみなさんの参考になればうれしいです。

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出産・産後 出産の基本情報 逆子・逆子体操

この記事を書いた人

utico

福岡で活動している助産師uticoです。
妊婦さん大好き、出産大好きな助産師ですが、2015年IBCLC(国際認定ラクテーションコンサルタント)という資格をと...

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