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トイレトレーニングと性格形成の意外な関係~周りの言葉にあせらず子どもの発達に向き合おう!~

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トイレトレーニングをしなくちゃと焦っているママへ。あなたの赤ちゃんは、焦らず気楽にトイレを待てば、その年齢になれば問題なくトイレの習慣を身につけることができます。ママが焦ってしまえば、子どもの性格に意外な影響があるかも?

トイトレで悩むママは、ほとんどの場合、こんな悩みを抱えています。

・ 何歳から始めるの?

・ しゃべれないと無理?

・ 2人目妊娠中でなかなか…。

・ オムツはずれを始めるとよいタイミングはいつ?

・ おしっこの間隔はどうやって調べるの?



今度は、トイトレを始めた時期の、トイトレあるあるです。

・ トイレに、まったく興味をもってくれません・・・。

・ トイレに誘いたいのですが、おしっこが出るタイミングはどうつかめばいいの?

・ いつも、した後にしか教えてくれません・・・。

・ これまでは出来ていたのに、急にトイレにいくのを嫌がられて・・・。

・ トイレにいっても、トイレットペーパーなどで遊んでばっかりいます。

・ どうしたらおしっこできるようになるのでしょうか?

・ 補助便座やおまるに座ってくれません・・・。

・ 隠れてうんちをし、出たことを教えてくれません。



これも、ほとんどのママが言っている悩みですよね。

思うように進まないトイトレに、イライラして子どもを怒鳴ったりしていませんか?排泄は、子供の意思の問題ではないのです。排泄は、機能の問題なのです。

トイレトレーニングという言葉は親のあせり!?

トイレトレーニングという言葉が巷で当たり前のように言われています。これは、大人の焦りを表現していると僕は思っています。



幼稚園に入るまでに、トイレのしつけは終わっておかなければ恥ずかしい。だから、なんとかそれまでに練習しなければいけない。そんなパパママの焦りが「トレーニング」という言葉に出てくるのではないでしょうか。



そんなパパママに伝えたいこと、それはあなたの赤ちゃんは、焦らず気楽にトイレを待てば、その年齢になれば問題なくトイレの習慣を身につけるということです。

周りのことばに焦らず、あわてず

子どもにうんちとおしっこのしつけを開始するのは2歳になってからです。重要なことは、2歳で出来なくても大丈夫だということ。



僕の妻は保育士ですが、保育園ではみんなちゃんとトイレで出来るようになるそうです。安心して下さいね。でも、子どもの祖母(自分の親や夫の親から)「まだ、おむつが取れないの?私の息子は2歳前に取れていましたよ」なんて声掛けがあることも。この言葉で、ママは焦ってしまうのですね。



昔は、トイレのしつけは8ヶ月からと言われていました。しかし、それは「昔の常識」になってしまったのです。「抱き癖がつくから、あまり抱かないほうがいい」と同じことですね。



大人はトイレの訓練は子どもにとって簡単なことだと勘違いしがちです。大人にとっては簡単でも、子どもにとってトイレの訓練は複雑な学習課目。今まで自然に任せて便意をもよおした時に、いつでもどこでも排泄していたのです。それがある日突然、「ほら、おしっこして」と言われたらびっくりしてしまいますよね。



子どもは、2歳にならないと括約筋をコントロール出来ないのです。うんちの場合は、直腸筋を弛緩させなければなりません。おしっこの場合は、膀胱を自分の思うままにコントロールしなければならないのです。でも、まだそこまで身体は出来上がっていません。



ですので、トイレトレーニングはのんびりとやりましょう。

排泄の自立は「しつけ」ではなく「発達」

何度もいいますが、「排泄のしつけは親の努力次第」ではありません。排泄の自立は、「しつけ」ではなく、「発達」なのです。いずれは、必ずトイレで排泄出来るようになります。



一番怖いのは、ママの「焦り」です 。例えば、あなたの赤ちゃんが1歳になったからといって、「歩く」訓練を始めますか?また、始めたとしてもそれで歩けるようになるのでしょうか?それと同じです。



「歩く」のに個人差があるように、おむつが外れる時期も個人差があるのです。あまり焦って無理強いすると、思っても見ないような結果に繋がります。



例えば・・・

●いつまで経っても漏らしてばかりの子

●怖くて頻尿になってしまった子

●一日中おしっこを我慢してしまう子

さらには、吃音になってしまう子まででてきてしまったことがあるそうです。



あなたが子どもの立場になってみて下さい。おしっこしたくないのに、トイレに連れて行かれて「おしっこしなさい」と言われて出来ますか?うんちしたくないのに、おまるに座らされて「はい、うんちして」と言われて出来ますか?



たとえ、今うんちしたいと思っていても、横で怖い顔をした人がじっと見ていたら出ますか?ましてや、おしっこやうんちが出なかった時に、「どうして出ないの!」と怒られたらどう思いますか?



逆に「トレーニングパンツに替えたら、すぐに出来るようになった」という子どももいるのも事実です。でもそれは、それぞれの個性です。早く出来たら出来たで、それは素晴らしいことです。

うんちと性教育の意外な関係

最後にうんちのお話をしますね。うんちがトイレで出来るようになると、一気に楽になります。



まず最初に、あなたに覚えておいて欲しいことがあります。それは、大人と子どもでは、うんちに対する考え方が全く違うということです。子どもはおむつが汚れていても平気なのです。子どもにとって、自分のうんちは面白そうな茶色の粘土に過ぎないのかもしれません。



ですので、うんちは汚いモノだという感情を1回横に置いておきましょう。「おお、くちゃいくちゃい」とか「こんなとこまでついちゃって、ばっちいわねぇ」と言っていませんか?



その言葉を聞いて子どもは、うんちやおしっこをする自分が汚くて悪いものだと勘違いしてしまうかもしれません。これは性器と排泄器が隣接している関係上、性に対する健全な考え方の発達に大きな影響を与えることに繋がるのです。



うんちをした時には、「おお、いっぱい出ましたね」「今日も元気ですね」と喜んであげて下さい。そうすれば、赤ちゃんは「また、ママに見てもらおう」と考え始めるのです。



ここからスタートです。

トイレトレーニングと性格形成

トイレトレーニングは、赤ちゃんの性格形成に大きく影響があると考えているもうひとつの理由があります。



大人のあなたからすれば、排泄は余分なものを捨てることではないでしょうか。でも、赤ちゃんにとって排泄とは、大切なものを差し出すという考えなのかもしれないと、僕は思っています。赤ちゃんにとって、うんちもおしっこも自分の分身!その分身を、「捨てる」という感覚はありません。



自分にとって「大切な分身」を、強制的に出させるというような厳しいトイトレを行うと、どうなるのでしょうか?自分にとって出したくないものを「出せ」と強制されることが続くと、その反動として、ケチな性格になると言われています。



例えば、あなたが、ママ友と喫茶店に入ったとします。そして、何故か、支払いはいつもあなたに回ってきたとします。そんなことが繰り返されると、あなたは、「今回は、支払いたくない」「どうして、私ばかりが、払わなくちゃいけないの?」というような気になりますよね。



それと似たようなものだと考えて下さい。出したくなくても出さないと叱られる毎日が続くと、大事なものは出したくないという、気持ちが大きくなってしまうかもしれません。

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子育て・育児 しつけ・お世話 トイレトレーニング

この記事を書いた人

柴田悦治

僕は、長年の幼児教育コンサルタントとしての経験から、独自の育児メソッドを構築しました。

その育児メソッドをまとめた本は、延べ8000人以上のママに読まれて...

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