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公開 2015年08月14日  

【妊活体験談】婦人科の不妊検査で問題発覚!私が不妊治療から妊娠にいたるまで

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私は結婚してからなかなか子どもに恵まれず、ついに婦人科で検査を受けることを決意しました。そして実際に不妊検査を行ってみると、色々な問題が発覚。今回は不妊治療の体験談から妊娠にいたるまでのお話をさせていただきます。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10112000188

不妊検査開始後、初めてのエコー検査で問題発覚!

不妊検査を開始し、初めてのエコー検査!ここでさっそく問題が発覚してしまいました。本来大きな卵胞が1つだけ育っていなくてはならないところ、私の卵巣には何個もの小さな卵胞が見られたのです。これは「多嚢胞性卵巣症候群」と呼ばれるもので、卵胞が大きく育たなかったために毎月きちんと排卵されておらず、その卵胞が卵巣内に溜まっているということでした。



不妊は私のせいだったのかと思うとやはりショックでしたが、きちんと調べてみて原因が分かってよかったという安心感もありました。そして、処方された排卵誘発剤の飲み薬を月に5日間ほど飲んでいくと、卵胞が十分育つように。薬を飲むだけでしたので、あまり不妊治療をしたという実感も湧かないくらいでした。

卵巣嚢腫が発覚!不妊治療中断へ

子宮卵管造影検査やフーナー検査など一通りの検査も受け終わり、排卵誘発剤を飲み始めて3ヶ月目に入った時こと。エコー検査で、また新たな問題が発覚してしまいました。



なんと卵巣に腫瘍があるというのです。それまでに3回ほどエコー検査をしてきたのになぜそれまで発覚しなかったのかは分かりませんが、自覚症状はなかったので本当に驚きでしたし、悪性だったら卵巣癌かと思うと大変恐ろしかったです。



血液検査やCT検査を改めて受けた結果、これは良性の腫瘍で、腫瘍の中に髪の毛や歯、骨、皮膚などが含まれる「皮様性のう腫」と呼ばれる卵巣嚢腫であることが分かりました。卵巣嚢腫は自覚症状が出づらいため、妊娠してから初めて発覚する人も多いということ。卵巣嚢腫は大きくなると捻転を起こす(ねじれる)可能性が高まり、捻転を起こすと緊急手術で卵巣や卵管を摘出しなくてはならなくなります。



私の場合は、嚢腫の大きさが捻転の可能性がある大きさに近づいているということで、ひとまず不妊治療を中止して、先に手術をすることにしました。手術をすること自体も怖かったですが、なにより数ヶ月妊活を中止しなくてはならないこと、赤ちゃんからまた遠ざかってしまうことが悲しくて仕方ありませんでした。

まさかのタイミングでの妊娠

最初に婦人科を訪れてから4ヶ月目。この月は排卵誘発剤の薬を飲むのをやめ、手術のための事前検査を受けていました。しかし、なんとこの月に妊娠が発覚!子どもを諦めた頃に妊娠するという話はたまに聞きますが、まさに不妊治療を辞めていたタイミングでのまさかの妊娠でした。



「手術どうしよう‥‥」と思いながらも、待ち望んだ妊娠にとても嬉しかったです。安定期に入ってから手術をすることも出来るようでしたが、やはり赤ちゃんに何かあったら怖いと思い、手術は産後にすることにしました。



卵巣嚢腫が捻転しないように身体をねじる運動や激しい運動は禁止となり、憧れていたマタニティヨガも出来なくなってしまいました。いつ卵巣嚢腫がねじれて緊急手術になってしまうかドキドキしながら過ごしたマタニティライフとなりましたが、無事に出産までこぎつけることができました。

不安があるかたは、ぜひ早めの婦人科受診を

初めて婦人科を訪れるまでは恥ずかしさや何かが発覚してしまう怖さなどがあり脚が重かったですが、私は色々と病気も発覚し無事に妊娠出産することも出来たので、本当に病院を訪れてみてよかったと思っています。むしろ不安を抱き始めた頃にもっと早く訪れていればよかったと後悔しているくらいです。



検査にはお金も時間もかかりますが、少しでも不安をお持ちの方は早めに婦人科を受診してみることをおすすめします。

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