美脚を遠ざける3つの習慣をチェックしてみましょう。
・靴のかかとは、外側が偏ってすり減っている
・足の指が、いつも床から浮いている、もしくは外反母趾
・膝頭が内側を向いている
あなたはいくつ当てはまりましたか?
足の外側に偏って体重をかけて歩いていると、不自然に靴のかかとの外側がすり減ります。足の外側に重心が偏ると、脚の外側やお尻が張りやすく、骨盤底やお腹の力が抜けやすくなるため、内臓が下がってお腹が出やすくなります。О脚の原因のひとつでもあります。
足の指が浮くのは、すねや足の甲が緊張しているからですが、脚の指(特に親指)が床を踏んでいないと、脚の内側からお腹の力が抜けやすいので、О脚やお腹ぽっこりの原因になります。足指が浮いて使えないことから、足裏の横アーチが落ちて、指の付け根に過剰な体重がかかって外反母趾をまねくことがあります。
つま先が内股でなくても、膝頭が内側を向いている方は多いです【写真】。股関節から太ももの骨が内ねじりになっているのです。これは、О脚やX脚の大きな原因です。骨盤が前に倒れやすくなるので、お腹も出やすくなります。
赤ちゃんを見ると分かるように、私たちの股関節は本来少し外を向いているのです。そのことで骨盤周りを安定させ、引き締める筋肉が働いてくれます。
それでは、これらの習慣を正していく、美脚をつくる立ち方・歩き方お紹介していきましょう。
美脚をつくる姿勢のポイントは3つです。
・足指(特に親指)でしっかりと床をつかむ
・股関節をやや外ねじりにする
・内ももを閉じる
立つ時、歩く時のシチュエーションに沿って、解説します。