まずはじめに、多くの日本人の方々の誤解を解いておければと思います。
スーダンと聞くと、どのようなイメージをもたれるでしょうか。危険な内戦の国?とにかく貧しい国?確かに一部では紛争はまだ続いておりますし、物質的には貧しい方の国に分類はされます。
しかし、スーダン人の優しさ、ホスピタリティはすごいです。僕たちはイメージだけでその国のことを判断してしまいますが、それは時として非常に危険なことですよね。そのことを痛感させられる国、スーダン。まずはそれをお伝えしたいと思います。
世界の学校を覗いてみよう!ホスピタリティが最高なスーダンの学校
644 View世界の学校を紹介してきましたが今回は、はアフリカ北部の国、スーダンをご紹介します。日本との関わりは薄いように思えるこの国ですが、いったいどのような学校があるのでしょうか?
ホスピタリティが最高の国、スーダンに行ってみた!
「ここが特徴・スーダンの学校」其の1 ~高い意識の学生たち~
僕はスーダンでは普通の小学校や中学校ではなく、職業訓練校を訪問してきました。ここは、JICA(国際協力機構)の支援を受けて設立された学校で、自動車整備などの機械技術を習得する学校です。日本で言うところの、高校生くらいの年齢の子どもたちが通っています。
スーダン人はえてして物静かで真面目な印象なのですが、その様子は学校でも同じでした。みんなチラチラと僕のことを気にはするのですが、他の国のようにワイワイと大騒ぎになることもなく、皆淡々と学習に励んでいるのです。その様子に僕は驚きました。
あとで何人かの学生とも話ができたのですが、みんな将来への意識が高いです!自分が何をしたいのか、どうありたいのかをしっかり語ることができるのです。これは日本も見習わなくてはいけないですね。
「ここが特徴・スーダンの学校」其の2 ~女性も一緒に学んでいる!~
スーダンはイスラム国家です。イスラム圏では、一般的に全てのことを男性と女性で分けて行うことが多いのですが、この学校では男女が一緒になって勉強をしていました。これは非常に興味深いことです。
機械系の学校なので、元々女性の数は多くはありません。しかし、それでも数人の女子学生がいることは驚きなのです。宗教上の考え方なので一概に否定も肯定もできませんが、イスラム地域では国によっては、女性は全くと言っていいほど学習の機会を得ることができません。それと比較して考えると、このスーダンの現状は非常に興味深いものです。
そして何より、女性がフレンドリー!イスラム圏において、女性と一緒に写真を撮ることはとても難しいのです。子どもの頃は大丈夫なのですが、大人になると女性は外国人の観光客と話すことすらほとんどありません。街中でもそうなのですが、スーダンの女性はそれとは異なり普通に話をしてくれます。同じイスラム圏でもスーダンはかなり特殊な面があるんですね。
「ここが特徴・スーダンの学校」其の3 ~親日的な教育をしてくれている~
この学校がJICAの支援を受けているということもありますが、いたるところに日の丸やJAPANの文字を掲げてくれています。学生の話を聞いていると、先生方も事あるごとに日本を良く言ってくれているようで、学生たちも日本に対してものすごく良いイメージを持ってくれているようでした。
教育が子どもたちに与えるインパクトは本当に大きいですね。いつまでも、スーダンが親日的で在り続けてくれることを祈らずにはいられませんでした。
他の国の学校から学べること
僕がどうしてこのように世界の学校を紹介してきたかというと、自分たちの常識を出た世界にこそ、大きな学びがあると確信しているからです。それは教育に限った話ではありません。あらゆる面において、自らの枠を超えた世界に触れることで、新たな気付きや閃きがあるものだと思っています。
様々な分野において、僕たちはいわゆる先進国の事例や考え方にばかり目が向いてしまい、いわゆる発展途上国に目が向くことは少ないものです。しかし、これらの国の中にも、大切なことは非常にたくさんあると僕は思っています。
この記事を読まれた方のお子様が、もしあちこちの世界に行きたいということを言うようになりましたら、ぜひとも賛同、応援してあげて下さい。世界には自らを大きく成長させる、とんでもない学びがあることをお伝えしておきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
1
育児も家事も…全部がうまくやれない日。激しい怒りが、ついに夫に爆発した。
眠井アヒル『ママ友さんとアンコちゃん』
2
あっどうしよう、子ども用のイス小さすぎ……臨月妊婦、悩んだ末の座り方。
コノビーマタニティ
3
ママ友が離婚…!?決断できる人と決断できない人では、何がちがう?
野原 広子/KADOKAWA
4
反抗期でも、まだ可愛い部分アリ!?ちょっと嬉しかった出来事
月野まる/KADOKAWA
エッもしかして…!反抗期の終わりが見えた気がした瞬間
月野まる/KADOKAWA
【雑学クイズ】エイプリルフール以前、日本で4月1日はどんな日だった?
コノビー「本日のクイズ」
育児と仕事、どう両立する?半年後「おうちで仕事」を正社員で叶えられたワケ
株式会社日本デザイン
【留守番中の子どもの気持ち】ヒヤリとするトラブルも…連絡、どうする?
コノビー編集部
子が夫に質問「ママのこと大好き?」聞き耳をたてていたら、嘘でしょ…?
なおたろー『育児戦隊 ごきげん夫婦』
思わずキュン…♡レストランで夫の対応に”惚れ直した”出来事
多喜ゆい
「ワーママの大変さ」を、パパが実感したのはこんな瞬間
なおたろー『育児戦隊 ごきげん夫婦』
夫の育児にモヤる瞬間。「妻がいる前提」のおでかけムーブが私の顔を虚無らせる。
いそめし ちかこ