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公開 2015年08月20日  

甲子園で話題の清宮親子の実践したくなる子育術~習い事を通して分析力と考えて語る力を養う~

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2015年夏の甲子園の注目株は言うまでもなく、西東京代表の名門・早稲田実業の「清宮幸太郎」選手です!なんと清宮選手のパパはラグビー元日本代表の清宮克幸さんで、日本ラグビーの名将の一人です。そんな偉大な父を持ち、恵まれた環境で育った清宮幸太郎選手ですが、実はこれまでに切磋琢磨しながら地道に目標をかなえた真の「努力の親子」なんです!

出典:https://instagram.com/p/5lV4KPr-7f/

2015年夏の甲子園の注目株、西東京代表の名門・早稲田実業の「清宮幸太郎」選手をご存知でしょうか!なんと清宮選手のパパはラグビー元日本代表の清宮克幸さんで、日本ラグビーの名将の一人です。そんな清宮親子の子育て術についてご紹介したいと思います。

清宮幸太郎選手が野球の道へ入るまで

甲子園で話題の清宮幸太郎選手(以下、幸太郎選手)は幼いときから野球一筋ではないそうです。野球を始める前は、克幸さんの方針でラグビー、水泳、ピアノなどを普通の習い事としてやっていたそうです。克幸さんは「小さいときにいろいろなスポーツなどの習い事に触れされることも子育ての大前提」という考えがあったからだと言われています。



そして、幸太郎選手がラグビーなどのいくつかの習い事を体験した末に選んだのが、野球でした。2006年の夏の甲子園の斎藤佑樹投手と田中将大投手の試合を観戦して、野球をやることを決め、今に至っているということです。

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野球は今も昔も人気のスポーツ。技術だけでなく、「心」も鍛えられます。

「分析する力」と「考えて語る力」を養う

清宮親子の子育ての特徴として挙げられるのは「分析力」と「考えて発言する力」を養うことです。



克幸さんが分析力を必要とするラグビーをしていたこともあり、「どうして、できないか」、「どうすれば、克服できるか」などを常に幸太郎選手に5W1H方式で、分析させる機会を与えていたと言われています。



その分析が正解でもそうでなくても、自分なりに考える機会を多くすることによって、不十分な部分を見極めて、克服する力がついてきたそうです。また、試合などで良い結果を出していても、改善点や反省点をピックアップして、話し合ったというエピソードもあります。



子どもは大人と違って、考えも浅い状態で物事に取り掛かる傾向がありますが、「子どもだから、そんなに考える必要はない」のではなく、幼いうちから「考えたことを発言する」力を養うことが重要だということがわかります。



スポーツでも勉強でも、ただ結果にとらわれるのではなく、「なぜ、間違えたか」などを親子で考えることが、子どもの能力を伸ばすことができるのではないかと思います。

「有言実行」で決めた目標を実現させる意志の強さ

「有言実行」で自分の定めた目標や夢をかなえたといえば、サッカーの本田圭佑選手などが有名です。実際に子ども時に自分のかなえたい夢をまとめて文章にしていたことは有名な話です。



実は清宮親子もこれまで、それぞれの定めた目標を「有言実行」で次々とかなえています!特に克幸さんは有言実行するアスリートとして有名で、綿密な対策を立てながら、自ら指揮を執っているラグビーチームの日本選手権の優勝へ導いています。



皆さんのなかには、目標を有言実行するなんて、実際にできなかったら恥ずかしいから、あえてしないという人たちもいると思います。言葉には見えなくても「魂」が宿っているので、発した言葉が現実化されます。それだけ、私たちが発する言葉というものは重みがあるということです。



子どもが何かに真剣に打ち込むときに、ママパパも目標を定めて、有言実行をしてみてはいかがでしょうか。強い意志があれば、どんな時でも頑張れると思います。

-まとめ-

いかがでしたか。



最近の子育てはママたち大人が子どもに「褒めましょう」といった風潮が主流ですが、清宮親子のように幼いころから分析し、行動できる力をつける子育ても重要だと私は思います。分析し行動できる子どもはハングリー精神も育まれるのではないでしょうか。



甲子園などの試合で、また新しい「清宮流子育て」レジェンドが誕生するかもしれないので、これからの親子の活躍が楽しみですね!皆さんの子育てにも新たなヒントがあるかもしれません。

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