子育てに毎日毎日頑張るお母さんたちに、すこしでも気持ちほぐしてほしいと思い、日々日々BLOGなどでもメッセージを送り続けています。私自身、二人の子どもを育てながらメッセージを書かせていただいております。
たくさん葛藤もあるし、苦しいし弱音もあるし、泣いたり、怒ったりの毎日。
たくさん壁にも体当たりして、くじけてはまた立ち直り…
そんな中、たくさんの学びと子ども達から教えてもらったことをママたちに届けているのですが、その中で、大きく気づいたことがあります。それは、「子育てに本当に必要なもの」ってなんだろう、ということ。
「子どもを生むとお金がかかる」だから産めない。という人にたくさん出会います。
確かにそうです。でも、お金以上にももっともっと必要なものがあるなって、いつも思うのです。
以前、「お金もかけ方で、かかるお金とかけるお金が違います」という言葉を聴いた時に大きく衝撃でした。
もっとも必要なものって、何でしょう？それはきっと、お母さんになったその人自身の「心からの笑顔」なんだな、といつも感じています。
いいお母さんを指す言葉に、「良妻賢母」というものがあります。
みなさん、どんな女性を想像しますか…？
きっと、家事は完璧で自分のことをきっちりとして、子どものこともパーフェクトで賢い母であり、妻である。
イライラもしないでいつも笑っていて…。雑誌に出てくるような美しい母たちが目の前をちらちらします。
それをみては、「私は全然できてない」「だめじゃん」と、ダメだしで自分を責めていませんか？それはある意味「いいお母さん神話」というものを自分で創りだしている、ということかもしれません。
気がづくと、きっと分かるでしょう。
神話を自分で創り上げるのではなく、等身大の自分がどんな状態かを見つめなおしていくことで、自分の中の等身大の女神になれるのではないかなと感じています。
子育てをしていると、「○○してやったのに！ムキャー」って怒りたくなる時、ありませんか？
そういう時って、自分が全然笑えていない時。そう、自分に余裕がない時。そんな時には、「誰のための子育てか？」と一瞬立ち止まってみてください。そうするとみえてくるものがあります。
自分はどうして余裕がないのか？そこに気がついて、自分自身を笑顔にできることを少しでもしてみてください。ついつい頑張りすぎると周りがみえなくなって、自分の感情や疲れまでも押し込めてイライラが募ってしまいます。イライラしても、いいんですよ。それは疲れているというSOSのサインであり、自分の身体と心の声ですから。
でもそこに向き合うことが、人生で学び成長できる大切な機会になったりするのです。
ですから、「誰のため？」と立ち返り、自分の成長を感じながら、笑顔になれるように自分で自分の気持ちを整える余裕を持てるよう、なにかワクワク楽しいことに目を向けてみてくださいね。
あなたの笑顔が、子どもの心の栄養になるからね。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
