リンゴ病とは、正式には「伝染性紅斑」といい、子ども達の間で流行するウイルス性の感染症です。症状として、ほっぺがりんごの様に真っ赤になることから、リンゴ病と言われています。その他にも、咳や鼻水、発熱の様に風邪症状が出ることもあるため、最初は風邪だと思っていたらリンゴ病だった!なんてこともあります。
そしてその後、身体のいたるところに発赤が出ます。またリンゴ病のウイルスは、症状が出る前の潜伏期間が10~20日。この期間は感染力が高いと言われています。そして、症状が出た頃には感染力が微力となります。感染を防ぐためには、常日頃から強い身体づくりの習慣をつけておくことが大切だと言われています。
うちの子、しょっちゅう病気もらってくるのよね~というママの言葉をよく耳にします。反対に、全くと言っていいほど何もかからないの!!というママも。その違いとして最も有名なのが、免疫力の違いです。免疫力が高い子は、少しの菌にも打ち勝つので発症するのを防ぐことが出来ます。
症状が出てから(発疹やほっぺの紅み)は、特に感染力はありません。学校の規則でも決められてはいませんので、特に休ませる必要はありません。症状が出る前に感染力があるからこそ、予防が難しいんですね。なので、普段から免疫力を高めて、本人も気づかぬうちに感染することを防ぐ必要があるんです。
妊婦さんがリンゴ病に感染すると、赤ちゃんへの影響が出てしまう可能性があります。感染した妊婦さんで、10%以下の赤ちゃんが、胎児水腫という赤ちゃんが水ぶくれの様な状態になってしまうことも。風疹のように、リンゴ病も妊婦さんには影響が出てしまう病気だと知っておくことが大切!そのために、妊婦さんも免疫力を高めて、リンゴ病に気づかぬうちに罹患してしまわないようにすることが大切です。