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公開 2015年08月25日  

【体験談】悩める子どものアトピー治療方針~ストレスなくアトピーと付きあおう~

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我が家は、小学3年生の娘が1人、そして主人と私の3人家族です!娘が2歳頃のこと、お腹や腕や足、関節部分に湿疹ができ始めて、辛い時期を乗り越えてきました。今でもあの頃の事を考えると涙が出てきてしまうほど、辛い思い出…。アトピー肌で悩みに悩んでいた時の体験談をご紹介したいと思います。少しでも参考にして頂けたら嬉しいです!


あれ?汗疹かな…?

私の娘は小さいながらも元気に誕生してくれて、おっぱいも上手に飲むし特に問題はなく順調に成長しました。ただとても敏感で神経質だったので、小さな音に反応して起きてしまったり、夜の睡眠は大体1、2時間おきに起きてしまい、その都度おっぱいを飲ませてはすぐに眠っていました。



しかし、あまり長い時間まとめて眠る事がなく、私は睡眠不足の日々が続きました。ここまでは普通のお母さんとあまり変わりはなく想定内でした。その後、体重や身長がやや小さめでも問題なく健康に育ってきた娘でしたが、2歳の夏にお腹や腕や足の関節部分に湿疹ができ始めてしまいました。始めは汗疹かな?と思い病院へ行ったのです。

そしてアトピーの文字に敏感になる日々

皮膚科へ行って診て貰うと、はっきりアトピー性皮膚炎だとは言われなかったのですがお薬を処方されました。調べてみると、アトピー性皮膚炎に使われるお薬「ステロイド」でした。まさかうちの子がアトピーだなんて…とすごくショックを受けた事を覚えています。



私の食事が悪かったのか?何か食べ物のアレルギー?と、皮膚科の先生に調べて欲しいとお願いしたのですが、まだまだ成長期なのでこの食べ物がダメと決めつけて食べさせないのはおすすめしないと言われ、結局は調べて貰えませんでした。



ステロイドには何だか怖いイメージを持っていて、副作用で薬ばかりに頼るようになってしまうのではないか?と不安になり、ステロイドを少しだけ塗ってあとは保湿のクリームをたっぷり使っていました。確かにステロイドを塗ると少しはよくなるのですが、塗らなければおさまらなくなるのでは?と怖くなって、他の治療法をインターネットで検索し、見つけた本の内容を実践してみることにしました。

本の内容は、行き過ぎた方法でした…

実際に私が実践した本の内容は、和食中心の食事(お魚メインに、味噌汁、野菜、豆製品など)にしてお肉は食べすぎないことを推奨され、野菜は無農薬野菜を使用すること。もちろんお菓子やジュース、コンビニで売っているおにぎりもNG。外食もしないこと。添加物を一切摂らないようにすること。洗濯物は柔軟剤はもちろん使用しないこと。洗濯洗剤はせっけん成分の物を使用。歯磨き粉は使用しないこと。と、他にも色々な方法が書いてあり、完璧に実践しようとしすぎるあまり、私はお友達に会って外食する事も無くなり、次第に家に籠もるようになっていきました。

完璧に治そうとしないでアトピーと気長にお付き合いしましょう!

我が家の場合、私がアトピーを根本から治そうとして夢中になり過ぎてしまい、上手くいきませんでした。これは食べちゃダメ、これは使っちゃダメ、外食はダメと言うことが家族のストレスにもなり、私自身も笑顔のない毎日でした。



そんな日々が続いていた時、ある日NHKの番組「すくすく子育て」に出演していた小児皮膚科専門の先生が、ステロイドは怖い薬ではなく、量や使い方でアトピーを緩和させお肌の状態を良くすると言う事を、わかりやすく説明していました。



これを観て、私自身も内容に納得して、やってみよう!という気持ちになりました。早速、今までよりもしっかりとステロイドを塗り、保湿のクリームもよりたっぷりと使うようにしました。すると、お肌の状態がみるみる良くなり、娘の痒みも傷跡もだいぶ良くなってきました!

現在はアトピーだなんてわからない程度にまで回復!

現在8歳の娘のお肌状態は良くなり、食事をある程度気を付けて、ステロイドのお薬も弱いタイプの物に変わりました。今では、季節の変わり目などに塗るだけの状態にまで回復!成長と共に、身体の免疫機能がしっかりしてきたのかもしれません。



あの頃は一生アトピーに悩まされるのではないかと不安な日々が続いていたのですが、今現在お悩み中のママ達に、大丈夫ですよ~!という気持ちを伝えたいと思い書きました!現在もお肌に良いということは続けていて、定期的に炭酸泉の温泉へ行ったり楽しみながら気長にお付き合いしています!

いかがでしたか?



私の体験談が、子どもがアトピーかも!?と不安になっているママの参考になればと思います。

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