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公開 2015年08月14日  

手軽にできる取り分け離乳食のススメ!大人メリューからの取り分けで子どもも楽しいご飯タイム♪

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ただでさえ子育てで忙しいのに、大人の食事も作って離乳食も作って、毎日バタバタ!料理の時間を1分でも短く済ませたい方にオススメなのが「取り分け」。時短だけじゃなく、大人メニューから離乳食用に取り分けて作るので、見た目もほぼ変わらず同じメニューを食べる喜びも感じることができます。コツがわかれば簡単に取り分けができちゃいます!ぜひお試しくださいね♪


離乳食、親の食事から取り分けて作るメリット♪

レシピ本を見ると「離乳食は特別メニュー」という感じがしますが、実はわざわざ作らなくても大丈夫。昔は「離乳食」というものはありませんでした。大人が食べている煮物を少し潰したり、刻んだりして食べさせていたのです。



今は、ベビーフードもたくさん出て、離乳食は「大人の食事とは全く別のもの」と思っているママも多いのではないでしょうか?レシピ本を見て、かわいいお皿で彩もよく、栄養バランスも取れていて「こんな風に作らないといけない!」と自分を追い込んでしまうママも少なくありません。



離乳食を難しく考える必要はありません。「子どもが食べられるものを作る」ではなく「子どもも食べられるものを作る」のが取り分けのコツです。取り分けをすることで、大人のメニューと同時に離乳食を作ることができるため時短になります。そして、同じ食材を使うので見た目もほぼ同じに仕上がり、大人も子どもも同じメニューを食べる喜びを感じることができます。



実は子どもにとって、パパとママと同じものを食べられるのは嬉しいことなんですよ。みんなで食べていて自分だけ違う料理を食べないといけない時、寂しい気持ちになりませんか?子どもだって同じ。目の前に出された料理が、自分だけ違うことは見てわかります。



ママが食べているものに手を伸ばして欲しがることもあるとも思います。「だめ!食べられないよ!」というより「いいよ~ママの少しあげるね!」と言って一緒に食べたほうが楽しいですよね?



手軽にできる取り分け離乳食、やってみませんか?

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取り分けるときのポイント♪

取り分けのコツは、味をつける前に取り出すこと。お味噌汁や煮物、カレーや豚汁が一番取り分けをしやすいメニューです。



例えば、柔らかく煮た大根は味をつける前に必要な量だけ取り、大人用はそのまま味をつけ、離乳食用は「裏ごし・潰す・刻む」などをするだけ。人参など固い食材は、細かく刻んでから茹でると柔らかくなるのにとても時間がかかりますが、大き目に切って茹でると丁度よい柔らかさになります。柔らかくなった人参を食べやすい大きさに刻むだけで離乳食が完成です。



今度カレーや豚汁を作った時には、味を付ける前にじゃがいもや人参・玉ねぎ・お肉を取り分けてみてくださいね。

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離乳食を始めた頃、カレーライスを作った時に取り分けました。

取り分け離乳食メニュー♪

次の写真を見比べてみてください。上が大人メニュー、下が取り分けた離乳食メニューです。

大人メニューは、ロールキャベツ・マカロニソテー・ふかし芋。それではそれぞれの取り分け方をご紹介します。

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【ロールキャベツの取り分け方法】

大人用のロールキャベツのタネにキャベツをみじん切りにして混ぜ、丸めて一緒に煮込む。大人用に味を付ける前に取り出して子ども用は完成。じゃがいもやトマト、ブロッコリーも一緒に煮込みましょう。



【マカロニソテーの取り分け方法】

茹でたマカロニと野菜を炒め、味を付ける前に必要な分だけ取り出します。大人用は、このまま味を付けて完成。離乳食用は耐熱容器に入れ、水大さじ1加えラップをしてレンジで40秒加熱。ラップをしたまま、3分ほど放置することでマカロニが柔らかくなります。こうすることで、見た目もほぼ変わらず同時に作ることができます。



【ふかし芋】

これは大人も離乳食も共通のメニューで取り分けしません。さいの目に切ったサツマイモに米粉をまぶしてカップに入れて蒸せば完了です。

取り分け離乳食、コツを掴めばとっても簡単♪

離乳食は使える食材が限られているので、子ども用に取り分けができない時があります。結局別々に作ったり、固さも違うから茹で時間をどうしていいかわからなかったりと、段々面倒に感じてしまい取り分けしたいのに出来ないというママも多いようです。



茹で時間は、市販の「みそこし器」を使うと大人用と茹で時間を変えることができますし、耐熱容器に入れればレンジで加熱するという方法もあります。

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みそこし器は100円ショップで購入することもできます。

離乳食は短い期間です。幼児食になれば、ほぼ大人と同じものが食べられるようになります。

量が少ないのに手間がかかる離乳食。手間がかかるからこそ、簡単に作れる「取り分け」の方法を上手く使って楽しい離乳期を過ごしましょう。

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