昨今、インターネットの普及でありがたいことに、子育て情報なんかも沢山見ることができます。便利な一方、あまりの情報の多さに、困惑するママも多いのではないでしょうか。今回は、日本とアメリカで半分ずつ子育てをしてきた私から、新米ママにお伝えしたいことをまとめてみました。
その昔、私が子どもの頃は、インターネットもなく、妊婦さんや子育てママを対象とした情報雑誌なども今ほどはなかったと思います。情報が多いことで助かることもありますが、逆に何を信じていいのか困惑してしまったり、また情報が多すぎることから他の子と比較して「うちの子は、少し発達がおそいのでは?」と心配してしまったりすることもありました。
「母乳がいい!」という情報なども、粉ミルクと比較されていて、なんだか粉ミルクが悪いのでは?なんて思わせるようなことが記載されていることも多くあります。母乳が出にくい場合には、ストレス以外の何物でもありませんよね。
私は、アメリカで子どもを妊娠して出産しました。日本の大手出版社の妊婦用雑誌を日本から送ってもらって読んだり、アメリカの出産に関する本を読んだりしました。両方を読んで気が付いたのですが、双方言い分が違う事が書いてあることが多々あります。産婦人科や、小児科の先生の言う事も全く違うときがあります。
その時、「誰も本当のところは、分からないのではないか」と思いました。そしてそれならば「自分の感じるまま、思うままにすればいいのではなかろうか」とも思いました。
気付いた時からは、周りの情報に惑わされず自分と子どもに合った方法を選べるようになりました。簡単なことなのですが、情報がありすぎると、それを信じすぎて、聞き流すことがなかなか出来なくなります。情報には惑わされずに、ぜひ聞き流す程度にしてみてください。そして自分に合った妊娠生活、子育てをしてみてください。
長女の時には、母乳がですぎて止まらないほどでしたが、次女の時には、ほとんど出なくなりました。3ヶ月ほどでミルクに移行しましたが、今では長女より元気で、運動神経も良い子になりました。
人は人、自分は自分。「こうしなければいけないんだ」ということはないと思います。ぜひ自分とお子さんに合った子育ての仕方を選んでみてください。
先日、HugHugChuさんの親子サロンで、ママさんへの絵本の読み聞かせをされている「とろぶさん」という方が、ある詩を読んでくださいました。とろぶさんは、心が疲れているママさんをサポートしようと、ママさんへの読み聞かせ活動を続けていらっしゃいます。ご自身が産後鬱になりかけた経験があったそうで、その彼女がママを救うべく選ぶ詩や絵本はとても感動するものばかり。
今回は、先日読んでくださった、【抱きなさい 子を】という詩を皆さんにシェアしたいと思います。
子どもが大きくなるにつれて、抱きしめることを忘れていた私。勉強を教えるより、週末はどこへ連れて行ってあげようと考えるより、まずは抱きしめてあげようと思いました。
この詩を読んで、少しでも多くのママさんの気持ちが楽になってくれたら嬉しいです。