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公開 2023年05月31日  

少子化対策のボトルネックになっているのはズバリ「出産費用」。理想と現実のギャップとは?

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4月から出産育児一時金の支給額が42万円から50万円に増額されました。これを受けて、現実の出産事情、ママたちの意識はどう変わったのでしょうか?


「産みたいけど産めない」は、リアルなママの声

出産を経験した育児支援サイトの会員ママ881名に行われたアンケートの結果、多くのご家庭で「産みびかえ」の現状があることが明らかになりました。

子どもを産みたいのに産めない。

これって一体どういうこと?

そのリアルな事情を詳しくみていきましょう。

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子どもの数が「2人以下」というご家庭が9割以上!

前述のアンケートでママ達に子どもの数を調査したところ、なんと9割以上のご家庭で「2人以下」という現状があることがわかりました。

最近ではごく一般的な結果のように見えますが、やはり9割という数字には驚かされるところもありますね。

また「現在の子どもの人数はもともと希望していた人数か」と尋ねたところ、46.42%もの回答者が「いいえ」と答えているというのです。

ここで「いいえ」と答えたママ達に希望していた子どもの人数を諦めた理由を詳しく調べてみると以下のような内訳になりました。


・経済的な理由から(28.21%)

・年齢的な理由から(18.46%)

・夫や家族など周囲が育児に協力的ではないから(5.38%)


これ以外にも病気や離婚、まだ諦めていないなどの回答もありましたが、およそ3割にのぼるママ達が経済的な理由で出産を断念しているという現実があるようです。


子ども一人あたりの出産支援金、理想額は80万円

出産にも育児にもお金がかかります。

仕事をしているママは一定期間お休みを取る必要もありますし、インフレが進む昨今、何より子育てにかかるコストは膨らむ一方ですよね。

現在支給される出産一時金の金額は4月から50万円に引き上げられたところですが、はたして実情はどのようなものなのでしょうか?


アンケートによると「50万円以下では少ない」と感じる人の割合が、全体の7割を超えるという結果に。

さらに分析を進めると、子ども一人あたりに対する支援金の理想額は80万円になるということが明らかになりました。

現実の支給額とは大きくかけはなれたこの結果を、私たちはどのように受け止めるべきでしょうか。

経済的な理由から子どもを諦めざるをえない現実は、ママ達に苦しい判断を強いている点でも、今後の人口分布という観点からも根深い問題です。

また一時金の増額にともない一部の病院では出産費の値上げも行われているようで、病院選びをはじめ出産を控えたママ達はますます慎重にあらゆることを選択していかなければいけないという現状も。


子は宝。

家庭で、地域で、社会全体で、多くの命が大切にはぐくまれますようにと祈るばかりですね。



(コノビー編集部)

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コノビー子育てニュース #37
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