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公開 2023年05月26日   更新 2023年07月11日

日本社会に対する不安、1位は「年金・医療制度の崩壊」

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日本の将来を考えたとき、出産や育児に迷いがでてしまう人も。


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少子高齢化が急激に進み、少子化対策が課題となっています。

政府によって子育て支援の拡充が検討されている中、子育てや社会に対する不安の解消もポイントになりそうです。


公益財団法人 日本財団が23年3月、18歳以上の女性を対象に実施した調査によると、理想の子どもの人数は「2人」との回答は4割。

しかし、「子どもを持ちたくない」という回答は約2割で、5人に1人が子どもを希望していないことが分かりました。

5人に1人の女性が、子どもを希望せず


<仮に何の制約もなく、自由に子どもを持つことができるとしたら、理想の子どもの数は何人ですか?>

2人…39.9%
3人…24.5%
子どもは持ちたくない…20.5%
1人…9.1%
4人以上…6.1%

医療・年金制度崩壊に対する不安


子ども達の将来を考えたとき、国の医療・年金制度崩壊に対して不安を感じている人は4割を超えています。

また、自然災害や、資源不足の深刻化についての回答も上位にあがっており、日本社会や地球環境へ不安が強いことが分かりました。

<子どもの将来を考える上で、日本社会にどんな不安を持ちますか?>
※3つまで回答可。上位回答のみ抜粋

財政悪化による医療・年金など国の基幹システムの崩壊…41.8%
人口減少による労働力の低下…32.3%
地震など自然災害の激甚化…27.5%
食料、エネルギー資源不足の深刻化…23.1%


少子化対策においては、「成長していく子どもが安心して暮らせる社会や環境であるか?」についても重要な視点になりそうです。

(コノビー編集部)

※ この記事は2024年03月26日に再公開された記事です。

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