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主夫を始めて1ヶ月目で「孤育て」状態に。私を救った「●●の関係」とは?〜子どもの育ちと親子関係〜(2ページ目)

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親と子がたくさん集まる場での子育て環境がもたらすものとは?「孤育て」に陥ったらどうすれば?私自身の主夫生活でのエピソードを交えながら紹介していきます。

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午前中の家事タイムを、思い切って全部捨ててみた

このままでは本当に自分もツラいし、長男にも悪いと思い、ある時、思い切って家事を全て放り出して公園に遊びに行きました。



10時ころには公園に着いたので、何組かの親子と過ごすことができました。たっぷり14時まで公園で遊び、とても楽しかったことを覚えています。



夕方から一気に家事に取り組むことは大変ではありましたが、ツレが帰ってくるまでにどのぐらい誤魔化せるか(笑)、というゲーム感覚でキビキビとできたのが私には合っていたようで、この生活パターンは病みつきになってしまいました。

「孤育て」から抜け出す秘訣!「ナナメの関係」とは

そして、もう一つ。私の孤育てが解消されるためのポイントがありました。



前述しましたが、親子(特に一緒にいる時間が長い母親と子ども)の間には“絶大な安心感からくる直球の感情表現”が付き物です。実はこれ、「子から親へ」向けられる場合に限らず、「親から子へ」の場合も結構あります。



子どもがちょっとヨソの子の遊んでいるおもちゃを取ったら「とったらダメでしょ!」と我が子を怒る。でも、同じ様なシチュエーションで、我が子がヨソの子におもちゃを取られていたら「ガマンして貸してあげなさい!」と言う。(私自身も経験があります。)



あれ?これって二枚舌だよなぁと感じながらも、つい我が子を悪者にしてしまうこの姿勢は、親子がお互いにモヤモヤしてしまう原因になりやすいんですよね。



ここで有効だったのが、「我が子は他人に育ててもらい、私はヨソの子を育てよう!」という考え方です。私はこれを「ナナメの関係」とも呼んでいます。



直接の血縁関係がなければ、感情的にならずにフラットな立場で子どもに接することができるということです。おもちゃの取り合いの時も、当事者の親でない第三者が関わってあげることで、とった方もとられた方も自分の親の胸に泣きつきに戻れます。



親は常に安心できる場所であり、自分のことを一番大事にしてくれる存在であるというこの感覚が、子どもの自己肯定感を育み、より良い親子関係につながる。そのための「ナナメの関係」です。



利害関係のある実の親(タテの関係)でもなく、同じ目線の友達(ヨコの関係)でもありません。



ナナメの関係だからこそ、親も我が子にヤキモキせずにヨソの子に優しく接することができます。同じく子どもも、実の親に対しては安心感からわがままの限りを出したりしますが、ヨソの親に対しては小さな子でも遠慮があるので、要求があっても適度なものです。



ヨソの親も我が子じゃないので見守り方も過干渉にならず、子どもの側も、のびのびと子どもらしく振舞い遊び込むことができるのです。

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明日からできる「ナナメの関係」をつくるコツ!

最後に、多くの子どもと親が、ともに遊びながら育つことのできる環境をつくるための、ちょっとしたコツをお伝えして今回は終わりにします。



●できるだけ挨拶をして、関係性をつくっておく

コミュニケーションがゼロの状態で子ども同士がトラブルになったりすると、どうしても我が子を悪者にせずには済みません。簡単な挨拶から世間話などしておくだけで、共に見守る関係づくりの一歩にはなります。ちょっと距離があれば会釈だけでもOK。



●近くに誰か来たら、その人の方へ体を向けてみる

自分のことを気にしてくれているな、という体の姿勢があるだけでも、声をかけたりかけられたりの関係になりやすいです。すでにグループで閉じた円ができていたり、子どもと対面しているだけだと、声もかけづらいものです。



●ヨソの子を巻き込んで遊んでみる

我が子が「自分の親とだけで遊びたい」という場合でない時は、ぜひ、やってみて下さい。



私自身はシャボン玉の吹き口(ストロー)をたくさん持ち歩く、砂場ではまわりの子や親に声かけて一緒に大きな山やトンネルを作る、公園の地面に水で絵を描き大きな線路やケンケンパなどで遊ぶ(枝などで描くこともありました)、大きめのシートを持ち歩いてお昼時に一緒にお弁当を食べられるようにするなど、いろいろ工夫をしていました。



特別に難しいことでなくていいのです。少しずつ、自分にできそうなことからで結構です。



ぜひ、みなさんも自分なりのナナメの関係づくりをトライしてみて下さい。



子どもとの外遊びの風景、そして、何よりも我が子との親子関係が、それまでと少し違って見えてくることと思います。また、こんな工夫でうまくいったよ!といった情報もあればコメントもらえたら嬉しいです。

次回のコラムでは

次回は「子どもの育ちに必要な大人の役割とは~エンパワメントという考え方について~」として、子ども自身がそもそも持っている力を湧き出すための大人の姿勢についてお話していく予定です。お楽しみに!

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この記事を書いた人
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関戸博樹

フリーランスのプレイワーカー
特定非営利活動法人 日本冒険遊び場づくり協会 理事

大学で福祉を学ぶ中、「全ての人が元気になれる地域をつくる」ことを仕事に...

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