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公開 2015年08月06日  

【2人目育児体験談】2人の子どもに平等でなくてもいい。同じだけの愛情をかけてあげよう

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2人目が産まれてから上の子にばかり怒ってしまう。ついキツく当たってしまう。そんなことで悩んだりしていませんか?でもママだってみんなと同じ人間。1人目の子と2人目の子に平等に接することは、なかなか出来ることじゃないんです。我が家の2人目育児の体験談です。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10272005131

2人目を妊娠して

2人目を妊娠してよく言われるのが、下の子が産まれても上の子を優先にしてあげるという事。赤ちゃん返りをするのは良いことであって、逆に何もないと上の子が我慢をしていたりすることもあるため、上の子のケアが必要だと言われています。



私も、上の子が1歳の時に2人目の妊娠が発覚しました。上の子優先にすることだって私は出来るし、それは簡単な事だと思っていました。でもいざ2人の子育てをしてみると、そう簡単にはいかないこともありました。1歳8ヶ月差の姉妹ママとして、2人目育児の体験談をご紹介します。

2人目が産まれてから

2人目が産まれて、最初は上の子の反応が気になるし、赤ちゃん返りも十分に受け入れ、できるだけ上の子を優先することができていました。2人目が寝る子と寝ない子とでは大変さも違いますが、既に1人育てているため、1人目とは気持ちのゆとりが違います。新生児のうちはミルクやオムツや睡眠で泣く事がほとんどですから、泣いていない時は上の子との時間を作りやすいです。

2人目が笑うようになってから

下の子は可愛いとよく聞きますが、産まれてくるまでは正直よく分かりませんでした。それまで、上の子にしか愛情をかけてこなかったので、余計にそう思いました。でも、下の子の育児というのは全てが懐かしく感じ、大変さもあるけど余裕があるので、下の子の育児に対する愛着もありました。更に、子どもは2人でお終いと決めていれば尚更、これが最後かもしれないと思うと名残惜しさもありました。



そのため、生後2〜3ヶ月して笑うようになると、ぐんぐん可愛さが増して下の子にメロメロ。そうすると、上の子は当然面白くないですよね。かまって欲しくて邪魔してきたり、嫌がらせをしてきたりします。でも、「かまって欲しいんだね」と理解するより前に、「何するの?!」と怒ってしまうことが続きました。

私が感じた2人目育児の悩み

あれだけ上の子優先に!と心がけていたのに、下の子が6ヶ月、1歳と成長するにつれてその気持ちは消えていき、上の子ばかり注意するようになっていました。下の子が成長すれば、おもちゃの取り合いや喧嘩も増えていきます。貸してあげなさいと大人は簡単に言うけれど、元々は上の子のために買ったおもちゃ。子どもだってそう簡単には渡せないですよね。



また言い過ぎてしまった。また我慢させてしまった。なんて毎日後悔をしては、どうしたら同じように接することが出来るんだろうと悩みました。

上の子と2人の時間をもつ

旦那さんや実家などに頼れる方にぜひやってみてほしいが、上の子とママと2人の時間。子どもにとっても嬉しい時間ですが、ママにとっても大切な時間です。少し前まではこの2人の時間が当たり前だったのに、今となっては貴重なひとときになります。ほんの10分、20分でも構いません。



ママも嬉しいと思えば、子どもにも自然とその気持ちは伝わります。そしてお兄ちゃん、お姉ちゃんとして頑張ってくれていることに、ありがとうと伝えてみてください。

その子の良さを見る

それでも、上の子にキツくなり下の子に甘くなるという悩みは消えずに、よく寝静まった後に反省していました。どうして同じように接してあげられないんだろう…。



でもいっそのこと、同じように接することを諦めた方が気が楽かもしれません。私は、新聞で見た子育てのコラムで、2人の子に全く平等に接するのは難しいと書かれているのを見て、平等に接するのは難しくても、同じだけの愛情をかけていれば十分だと思うようになりました。



その子の良さをきちんと見てあげる。1人が積極的で1人が消極的でも、なるべく比べない。その子にはその子の良さがありますもんね。2人目育児に悩んだ時には、平等に平等に…という概念を省いてみると良いかもしれませんよ♪

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