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ごめんね育児がありがとうに変わった日〜ママぞうのやり直せる子育て〜

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ベビーマッサージを伝える仕事をしています。10歳の娘と暮らすシングルマザーです。今回は、わたしが出産後、「ごめんね、ごめんね」と言って後悔ばかりしていた時期を乗り越えられたきっかけについて、お伝えします。

こんにちは。ママぞう(みついまみこ)です。

ベビーマッサージを伝える仕事をしています、10歳の娘と暮らすシングルマザーです。

実は、“はりきって”始めるベビーマッサージが苦手です

ごめんね育児がありがとうに変わった日〜ママぞうのやり直せる子育て〜の画像1

皆さんは、ベビーマッサージと聞くと、0歳の赤ちゃんだけのものだと思っていませんか?実はわたしもそう思っていました。



でも、わたしが娘にベビーマッサージを始めたのは、娘が3歳の時です。0歳から2歳にかけては、ベビーマッサージをしたことなど全くありませんでした。3歳で初めて触り、そこから10歳になった現在でも触り続けています。



ベビーマッサージは0歳だけのものではないのです。むしろ、3歳、4歳、年齢を重ねるごとにコミュニケーションの厚みが増し、触れることが楽しくなっていきます。



とは言っても、いわゆる「やり方」を重視したベビーマッサージではありません。わたしも娘もとても面倒くさがり屋で、「さあ始めましょう」とわざわざ準備をして始めるベビーマッサージは大の苦手なのです。



そもそも子どものいる生活というのは、それだけで大変。子育てするだけで精一杯です。さらにベビーマッサージのやり方を覚えようなんて、これ以上育児を大変にしてどうするのでしょう。せっかくやるからには、今の子育てを楽にするものがいい。触れることで、子育てがぐんと楽になればいい。さらに言うなら、子育てだけではない、自分の人生そのものが楽になるといい。



そんなベビーマッサージをお伝えしています。ベビーだけではないベビーマッサージ。何歳になってもできて、やり方なんていらない。気持ちを込めてさわれば一瞬で伝わる。触れる方と触れられる方の両方が、楽になる触り方を。

荒れていた夫婦関係、そして離婚。つらいつらい「ごめんね育児」の始まり

先ほど、娘が3歳の時にベビーマッサージを始めたと書きました。実は、娘が3歳の時に離婚したのです。そこからベビーマッサージを始めました。



では0~2歳の時にどうやって子育てをしていたかというと、派遣社員としてフルタイムで働いていました。なので当然娘は0歳から保育園通い。朝、保育園に送り、夕方にお迎えすると、あとは夕飯の支度、お風呂、洗濯、授乳、寝かしつけ。もうそれだけで時間との戦いです。ベビーマッサージをする余裕など、どこにもありませんでした。



さらに言うなら、3歳で離婚するくらいですから、そのころにはもう夫婦仲が良くありませんでした。顔を合わせればケンカしたり、逆に顔を合わせているのに無言だったり。



娘の前では仲の良いところを見せたいと思っても、仲良くないのですから無理でした(笑)。ずいぶん荒れた家庭で子育てしていました。荒れた家庭で子育てすると、どんな子どもが育つと思いますか?わたしはきっと荒れた子どもが育つと思っていました。わがままだったり乱暴だったり。



でも実際は逆でした。荒れた家庭で育った娘は、空気を読む子に育ったのです。親がケンカを始めると、じゃまをしないように、そっと部屋の隅に行って一人遊び。次は親の顔色を伺って、そろそろ終わったかなあというころに戻ってきて、お気に入りのおもちゃをプレゼントしてくれます。



2歳のイヤイヤ期だというのに、イヤの一つも言わず、いつでも空気を読んでいい子にしている。そんな娘を見て、わたしはずっと「ごめんね。こんなママでごめんね」と謝ってばかりいました。自分なんてママ失格だと、ずっと思っていました。



さらに離婚して、その気持ちは強くなりました。

両親を揃えてあげることもできない。

弟妹を産んであげることもできない。

こんなわたしはママ失格だ。

そう思いながら、でも大好きな娘を一生懸命に育て続けました。

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触れると、突然泣きだした娘

ベビーマッサージを仕事にしたのは、ただの思いつきです。離婚後でまだ精神が混乱している中で決めました。シングルマザーになった以上、もうフルタイムでは働けない。保育園があるうちはいいけれど、小学生になったら15時には帰ってきてしまうだろう。残業があったら夕飯をつくれない。でもパートタイマーの稼ぎでは、娘を大学までやることが難しい。



それなら自営業をするしかない。15時に家にいられる仕事で、小学生になった娘に「お帰りなさい」が言いたい。そうだ、以前リフレクソロジーサロンで働いたことがあるし、子どもが大好きだから、ベビーマッサージなんていいんじゃないかな。



今思うと、穴だらけの発想でした。でも、その選択がわたしの生き方を大きく変えたのです。

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ベビーマッサージは0歳のものだと思っていたわたしは、習い始めたベビーマッサージを、お人形で練習していました。でもある日、ふと思いついて、3歳の娘にやってみたのです。背中を撫で下ろすベビーマッサージでした。



すると驚くことに、さわっているうちに、娘が泣きだしました。わんわん泣いて、やがて怒り始めます。



「どうしてママはあの時、パパにあんなことを言ったの!?」



3歳半の娘が1年以上も昔の、ある日の夫婦ゲンカについて、思い出して泣き始めたのです。

あんなに空気を読んで、何も言わなかった子が。



触るってすごい。



3年触らなくても、ほんの一瞬、触っただけで、こんなに気持ちを出すことができるようになるんだ。

そこからわたしは、たくさん娘に触るようになりました。すると娘はどんどん話すようになりました。触って話して、触って話して。

わたしを救った娘の胎内記憶

やがて、0歳のころの話までするようになりました。本当に覚えていたのかはわかりません。空想のお話もたくさんするので、現実との区別がついていなかったかも知れません。でも、0歳のころの話をするようになったのです。



わたしは「すごい!」と感心すると同時に「怖い」という感情を抱きました。

なぜかというと、やはりまだ、あのころの「自分はママ失格だ」という思いが消えていなかったからです。あんなにひどかった子育てを、この子が覚えていたらどうしよう。それを思い出して責められたらどうしよう。



実はわたしは、自分の妊娠と出産にも引け目を感じていました。出産の直前までコンピュータに囲まれて働き、お腹に話しかけてあげるどころか、電磁波にまみれた妊娠生活を送ってしまった。お腹にいたころから夫婦ゲンカが絶えず、胎教どころか、親の口論を聞かせて過ごしてしまった。そのせいか、出産は自然分娩を望みながらの3回吸引からの緊急帝王切開。



「この子は、こんな世界に産まれたくなかったのに、引っ張っても出てこなかった子を、無理やりお腹を裂いてまで引きずり出してしまった」そんな風に自分を責めていました。



今となっては、「何を言っているんだ、そんなことあるわけないよ」と、あのころの自分の肩を持って揺さぶって目を覚まさせたいような考えですが、当時のわたしは本気でした。本気で自分を責めていました。



だから、娘が覚えているのが怖かったのです。妊娠中や出産のことを「本当は産まれたくなかったのに」と言われるのではないかと、内心びくびくしていました。



でも同時に、聞いてみたかったわたしもいたのです。「そんなことないよ」と言ってほしかったのかも知れません。いえ、きっと、命の神秘のようなものに触れたかったのです。胎内記憶が嘘でも本当でも、この子の話す「お腹の中の話」が聞いてみたい。



ある日、娘に「お腹にいたとき、どうだった?」と聞いてみました。



すると娘は「つまらなかった」と言いました。(笑)

がーん。ショックで次の言葉を出せずにいると、

「だって、おもちゃがないんだもん」と。

「おもちゃがないから、ひもで遊んでた。」と、くいくいっと空中でひもを引くような動きをするのです。え?へその緒?と思ったその時、「お腹の中、楽しかったよ!」と娘は言いました。



うわー!お腹の中、楽しかったんだ!やったー!

わたしは喜びました。



やがて娘は、出産の話もしてくれました。

「あのね、ぶわぁっと産まれてきたんだよ!!!」と。



そうかー、帝王切開もあなたにとっては武勇伝だったんだね。

その時から、わたしの心は軽くなりました。

傷ついていたのはわたしだけ

妊娠も出産も、思い通りにならず苦しんでいたのは、わたしだけ。

傷ついていたのもわたしだけ。

この子にとっては、妊娠は楽しい思い出で、出産は自慢話なんだ!



「ごめんね」が消えてなくなり、「ありがとう」と言って子育てできるようになりました。



話してくれてありがとう。教えてくれてありがとう。

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だからわたしはベビーマッサージを伝えています。

触れると心が開くから。

開くと子育てが楽になるから。



何歳になってもいい。やり方も道具も時間もいらない。

ただ、心をこめて触れるだけで、一瞬で伝わる。

きっと、日々の暮らしの中でもうできている。

我が子を思ってさわるその手がベビーマッサージそのものです。

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この記事を書いた人
ママぞうの画像
ママぞう

1973年東京都世田谷区にうまれる。
大学卒業後、乳幼児向けおもちゃメーカーに勤務。
退社後、沖縄県西表島に移住。
帰京後、結婚、出産、離婚を経て、
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