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公開 2015年08月19日  

【体験談】幼児食からの食べ悩みを乗り越えるための工夫!どうして食べてくれないの?!

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離乳食も終わり、もっといろんなものを食べてもらいたいと思う親心。でも、なかなか思うように食べてくれない場合もありますよね。我が家もそうでした!そんな時、私が息子にご飯を食べてもらうためにやってみた工夫をご紹介します。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038020311

離乳食も終わり、もっといろんなものを食べてもらいたいと思う親心。でも、なかなか思うように食べてくれないこともありますよね。我が家もそうでした!そんな時、私が子どもにご飯を食べてもらうためにやっていた工夫をご紹介します

全然口を開けてくれない!

「あーん。おいしいよ~」と声をかけながら、スプーンで食べさせようと必死になっていた私。でも、息子は全く口を開けませんでした。もう離乳食も終わり、ミルクも飲まなくなったのだからいろいろな栄養を摂らせなきゃ!と、私は気持ちばかり焦っていたのです。



口触りが嫌なのかな?もっと滑らかにすべき?それとも匂いかな?なんて、試行錯誤の連続。それでも、何をしても息子はイヤイヤ…。結局、用意していた飲み物と味噌汁をすする程度。「これじゃあ栄養摂れないよ…」と落ち込む毎日でした。

味噌汁なら食べる。それだったら…

味噌汁なら口にしてくれる。そこに気づいた私は、ご飯を味噌汁に入れ、野菜も入れ、とにかくたくさん味噌汁にいれて食べさせるようにしました。すると、一口、また一口…!「すごい、これなら栄養不足にならないかも」と喜ぶ私。このままいろんなものを食べられるようになるかしら。しかし、こんな喜びも3日持たず、再びイヤイヤがはじまりました。

「食べさせる」をやめる!

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息子は、納豆が好みの日もありましたし、ふりかけの時もありました。でも何口か食べると「もういらない」とばかりに、遊びに夢中になる日々の繰り返し。私はほとほと嫌になり、悩んだあげく「こうなったら食べさせるのをやめよう」と決意しました。もちろん絶食じゃないですよ!「食べさせる」のをやめるのです。息子はもしかしたら、「食べたくない」んじゃなくて、「食べさせられたくない」のかも…。それならいっそのこと、食べることを遊びにしちゃえばいいのかもしれないとひらめきました。

挑戦しやすい環境づくり

床にはビニールシートを敷き、汚れてもいい恰好をさせ、スプーン・フォーク・はし・皿・コップを準備。そこに、色とりどりの野菜をスティック状にしたものを用意。おにぎりもスティック状にラップを使って作り、ウィンナーだって長いまま。お茶もスープも、やけどしない程度の温度で少なく用意。とにかく食べやすさを重視したセッティングにしました!さあ、どうだ息子よ。好きに食べていいぞ。「それでは、いただきまーす!」

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あっ!食べた!

ドキドキしながら見守る母をよそに、息子の手が伸びたのは、なんとあれだけ食べたがらなかった生野菜!キュウリのスティックでした!手に握りながらバリバリと楽しそう。2口食べたらキュウリは投げ捨てられました。でも私は「楽しいね~」と声をかけ、おにぎりを促してみます。「これもいいんじゃない?」。すると息子は、スティック状のおにぎりを楽しそうに食べ始めました。



その後も食事を粘土のようにグチャグチャ握ってみたり、お茶で遊んでみたり、食事なのか何なのか分からない状態になってしまったのですが、私としてはとにかく食べてくれたのがこの上なく嬉しく感動しました。

その後、小学生になって

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その後息子は自分で食べることを知り、いろいろな食べ物にチャレンジしていたのですが、食が細かったのは否めません。ずっと心配していましたが、学校に入り給食が始まると途端に食べることに目覚めたようで、たくさん食べてくれるようになりました!必要な時期が来れば、必然的に食べ物を欲するようになるのですね。小さい頃の食事は、とにかく食べることの楽しさや感謝を伝えることが大事だったのかも…と、今になっては思う次第です。

今、お子さんがなかなか食事を食べてくれなくて悩んでいるママも多いと思います。でも、食べてくれる日はいつか来ます!あまり悩まず、ゆったりと構えて、一緒に食事を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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