大人になっても覚えている…学校生活のインパクトのある思い出ってありますか?
私は小学4年生の時の出来事が未だに折に触れて思い出します。
それは思春期のはしり。
男子と女子が距離を置くようになる頃のことです。
「どうしても見てみたい!!」
我が家は「リビング」か「両親の寝室」にしかテレビは置いてなかったので、こっそり見るなら後者。
その日、私は夜中にこっそり…忍び足でリビングへ向かいました。
どんな番組だったかとか、細かいことはほとんど覚えていないのですが、音量を最小にして、真っ暗闇で煌々とテレビの明かりだけが光るあの瞬間の空気感は脳裏にやきついています。
ものすごく悪いことをしている気分でした。
翌日、その子に昨夜のことを早く報告したくて、急ぎ足に学校へ行きました。
秘密の話は盛り上がり、急に仲良くなれた気がしました。
そしてそんな夜更かしはその日1日きりなのでした。
でも、1年後、小学5年生となったらその男の子とクラスが別になってしまうと急にその子の態度が冷たくなった気がして、「やっぱり怖い子かも!話すのやめた!!」と、その子とはそれきりでした。