日本では早くても5ヶ月を目安に始める離乳食ですが、ドイツでは4ヶ月から始める人も少なくありません。実際市販のベビーフードは4ヶ月から対象のものも色々と並んでいます。
10倍粥からが基本の日本、ドイツでは「人参のピューレ」からです。パースニップという白い人参に似た見た目の野菜も4ヶ月の赤ちゃんには適しているので茹でて潰したものを与えるようにと小児科の先生からもアドバイスをうけました。じゃがいもをたくさん食べる国なので、じゃがいもに野菜のペースト、それにお肉を加えるのは一般的な離乳食です。
また、「フェンネル」というセリ科の野菜でできたお茶は生後1週間から与えてもOKとされています。このハーブティーは少し癖がある味なので好き嫌いは分かれますが、授乳中に飲むと母乳の出も良くなるお茶と言われている万能なお茶なので我が家も常備しています。

国によってこんなに違う?ドイツと日本の離乳食の違いとは?
ドイツ人の赤ちゃんは何を食べてる?同じ月齢の赤ちゃんでも国が違えば与える食材も量も、それに離乳食作りにも大きな差があり、日本と違いすぎることが多くて最初は驚くこともたくさん!そんなドイツの離乳食事情をご紹介します。
離乳食開始は4ヶ月頃から

豊富な種類のベビーフード
ドイツのドラッグストアやスーパーに行くと、それはそれは多くのベビーフードコーナで占領されています。日本のようなパウチ入りは見かけずほとんどが瓶入り。
各社から出ているものに加えてPB商品もあるのでかなりの種類です。というのもドイツのお母さんたちは離乳食を手作りするよりも断然ベビーフードを利用する人たちが多いからです。作る手間を省くのも理由ですが、ほとんどがオーガニック食品を使った製品なので安心安全というのも大きな理由です。そしてビタミンの吸収を助けるため必ずオイル(菜種油)が入っています。手作りのときもスプーン一匙分入れるようにと助産師さんからもアドバイスがありました。
この時期からお肉も?!
日本ではお肉は中期頃から、ここでは初期から与えても問題無いとされているので、4ヶ月からの市販の離乳食にもお肉も魚も入っているのには驚きました!
ささみだけじゃなく牛肉もです。さすがお肉の国ドイツ、赤ちゃんも小さい頃から与えられているんですね。そしてさらに衝撃だったのが、市販のベビーフードには6ヶ月でクッキー入りや、なんとチョコ味なんていうのも!わりと小さな時期から甘いものを子どもに与えているドイツ人が多いですが、こんな時期のベビーフードにまであるとは日本ではありえないですよね。
まとめ
日本と比べる一回の離乳食の基準の量も多めです。8ヶ月からのベビーフード1瓶にしても220g入り。小さい頃からたくさん食べる習慣からドイツでは大柄な人が多いのも理由の1つなのかも...?
また日本のように、主食・おかず・スープといった風に何品か並ぶことはなくお皿1つに混ぜるというのが基本のドイツ。その方が与える方も楽ですが、できるだけその食材の味を知ってもらうためには個々に与えたいですし。海外に住んでいても、ここにある限られた食材を使って、できるだけ小さい頃から日本の味に慣れ親しんでほしいものです。
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