ある日小学校から帰ってきた小学1年生の息子。
いつもはご機嫌に近所のお友達と歌を歌いながら帰ってくるのですが、この日はなんだか静かでした。
よく見ると、何やら少し顔が曇っているような……。
幼稚園のころから、何か気になることがあれば全部話してくれていたので、今回もじっくり聞いてみれば話してくれるはず。
「今日の学校はどうだった?」
と、ランドセルをおろしてホッと一息ついている息子の隣に座りました。
すると、「今日ね……」と話をし始めてくれました。
ゆっくりゆっくり、息子の言葉で話をしてくれました。
聞いてみると、学校の授業で思うようにいかないことがあったそう。
班で気づいたことを発表する、国語の授業。
班のメンバーで話し合って、協力して発表をしなければいけないのに、どうやら息子からすると不真面目なクラスメイトがいたそうです。
息子や他のクラスメイトが説得しても、なかなか協力してもらえず、不本意な結果になったとのこと。
もちろん担任の先生も把握していて、その様子を見てサポートしてくれたそうです。
しかし、真面目な息子は心がモヤモヤしてしまっていたのでした。
数ヶ月前まで通っていた幼稚園は、全生徒数が20名ほどの小規模幼稚園。
クラスに男の子は数名しかおらず、息子と似た雰囲気の子達が集まっていました。
一方、小学校は1学年150名弱。
1クラスの人数も大幅に増えました。
さらに、授業では集団で協力しなければいけないことも増え、幼稚園の頃とは全く違います。
親の私からすれば
「子どものうちにいろいろな経験を積んでいって欲しい」
と思っているので、今回も良い経験にできるといいなと思いました。