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体罰の子どもへの影響

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良くないとわかってはいても、子どもになんとかわからせようと、つい手が出てしまう。このような体罰は、子どもにどのような影響を与えるのでしょうか。今回は体罰が子どもに与える影響と問題について解説します。

出典:http://cdn.morguefile.com/imageData/public/files/a/anitapatterson/preview/fldr_2008_11_08/file000135521170.jpg

体罰を受けた子どもは、暴力的になる傾向も

体罰を受けた子どもは、一時的に親の言うことを聞くようになる傾向があります。しかしアメリカの調査結果によると、そのような子どもは成長するに従って、攻撃性が強くなる、反社会的行動に走りやすくなる、精神疾患を発症するなどの傾向が見られました。また体罰を受けた子どもは、友人や親や交際相手、将来の自分の子どもなどに、自分と同じように暴力をふるう傾向があるとも言われています。

体罰による傷や障害は、一生残ってしまいます

体罰が直接的に子どもの体に傷を与えることは明らかです。体はもとより、顔を叩くことで鼓膜が破れ、聴覚に影響が残る場合もあります。また、頭を叩くと脳に障害が残る可能性もあり危険です。お尻などを叩く場合も棒で叩いたり、力強く叩いたりすると、股関節に障害が残ることもあります。体罰を行っても大丈夫なところなど、子どもの体にはどこにもないのです。子どもの体は発達途中でもろいので、大人の力で体罰を与えると傷や障害が残ってしまうことも多くあります。

子どもの心に残る、体罰の傷あと

子どもの心は苦痛に敏感で、身体的な痛みを感じると萎縮してしまいます。そうすると心が成長せず、表情が少なく感受性の乏しい子どもになってしまいがちです。また、体罰という力で押さえつけられて育てられると、自分に自信がなく、自己主張が苦手な子どもになりやすいでしょう。自分は価値のないダメな人間だと思い込み、心の成長がストップしてしまいます。体罰は子どもの体だけでなく、心にも一生消えない傷を残してしまうのです。

体罰ではなく、納得するまで子どもと話し合いを

体罰は子どもに身体的にも心理的にも多くの悪影響を与えます。体罰により一時的には言うことを聞くようになるかもしれませんが、結果的には子どもの心や体の成長を歪めてしまいます。重要なのは、体罰ではなく子どもが理解するまでよく話し合い、わかるまで言って聞かせることです。ママパパも「現段階でこの子はここがわからないんだ」ということを受け入れ、根気強く問題と向き合っていくことが必要なのです。

ママパパも自分を上手にコントロールしよう

子どもにきつく当たってしまいそうになったとき、止められるのは自分自身しかいません。もし今までに子どもを叩いたりしてしまったことがある場合は、どんな状況でどんな気持ちだったのかを思い出してみてください。また、自分自身が子どもだった頃に、親にきつく当たられた場面を思い出すのもいいでしょう。それらと同じ状況下に置かれたとき、具体的に自分は子どもに対してどんな行動を取ればいいのか、日頃からイメージしておくことが大切です。子どもだけの問題と捉えずに、ママパパも自分の心に向き合って、感情をコントロールしましょう。

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この記事を書いた人

沙理奈ママ

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